REMOVE BEFORE FLIGHT “ラストチャンス”

こんにちは。ちゃたけです。

自動車税事務所からお便りが届き、廃車にしたMINIの自動車税の減額分が還付されるとのことで、受取りに行ってきた。

千葉銀行指定という面倒くさい仕様。
買い物ついでだったので、駐車場があると表記された支店に車で行ったが、さっぱり駐車場が見つからず、HPにもどこにも案内すら書いてない。
結局見つからず、なんて不親切なんだと憤りながら別の支店へ向かい無事に受け取れた。

お小遣いGETだぜ!
なんだけど、6月に払って9月に廃車にしたのになんで半額しか返って来ないんだぜ?
横暴だ。

さて、モビリオスパイクのスペアキーを以前作ったのだが、キーホルダー的な物が無く、裸で使っていた。
無くしそうで怖い。
なんかグッと来るキーホルダーなりストラップ無いかな?とずっと考えていたのだが、やっと見つかった。

REMOVE BEFORE FLIGHT

AmazonでGET。
かなりデカい。
ポケットの中で主張してくるが、かっこいいから許す。

グッと来たじゃないの〜
いいよ〜

フックが付いた小さめの方がキーホルダーの大きさ的には良いんだけど、金具が多くて鍵が痛むと困るので、大きい方にしとく。
大きい方がフォントや刺繍の感じがバッチリなのよね。
小さい方も同じにしてくれたらいいのに。
今のところ小さい方の使い道が決まってないが、そのうち何かに付けるか、車内にぶら下げとくか。

運転のモチベーションが上がった。

REMOVE BEFORE FLIGHTって何?


この、機体にぶら下がってる赤いフラッグ・タグです。

機体だけじゃなく、爆弾やミサイルにも付けます。

REMOVE BEFORE FLIHT = 飛ばす前に外せ

軍用機が地上にいる間に作動させてはいけない機構にぶら下げる。
爆弾やミサイルが誤って発射、起爆しないように無効にしておくグランドセフティーピン(地上安全ピン)としての役割。
また、アンテナやセンサー等の突起物でケガをしたり、ぶつかって壊してしまう事の無いように装着するカバーに付ける。

整備員が外し忘れの無いように目立つ状態で、「まだ付けっぱなしだよ!」とアピールするフラッグ・タグです。

戦闘機などは、これを機体や爆弾・ミサイルにぶら下げたまま誘導路を走り、滑走路に向かいます。
滑走路手前のアーミングエリアという、数機並べるくらいの広がったスペースで一度止まり、地上整備員が機体・兵装の最終チェックを行います。
この最終チェックを「ラストチャンス」と言う。
だからアーミングエリアはラストチャンスエリアとも呼ばれます。

2013年の、航空自衛隊広報室を扱った綾野剛と新垣結衣が主演のTBSのドラマ、
「空飛ぶ広報室」でもラストチャンスエリアについて触れるシーンがありました。
とても大好きなドラマです。
自衛隊が撮影に全面協力していて、実際の基地風景やフライトシーンも盛り沢山なので見応えもあるし、感動でウルウル。

ラストチャンスエリアでは、地上整備員が機体・兵装の最終チェックを行っている間、パイロットは両手を上げて「スイッチに触れてないよ」とアピール。
チェックが終わり、全てのREMOVE BEFORE FLIHTフラッグが整備員によって外されると、それを高く掲げてパイロットに見せOKをもらう。
武器や燃料タンク等、操縦席からではパイロットにはもう見えない位置にあるので、整備員と連携して最終チェックをするんですね。
引き抜いた安全ピンとREMOVE BEFORE FLIHTフラッグは、包んで機体の胴体やパイロンの収納部分へ格納され、機体と一緒に飛び立ちます。
向かった先の飛行場や、緊急着陸先でも安全措置が取れるようにしているんです。

このラストチャンスエリアでの最終チェックは、万が一が無いように、本当に最後の最後に行う大事なチェックです。

対領空侵犯措置の為にスクランブル待機している機体は、アラートハンガーと呼ばれる、スクランブル専用の滑走路端の専用格納庫で、膨大なチェック項目を既に済ませた状態で待機し(5分待機)、スクランブル指令が出るとパイロットや整備員が猛ダッシュで駆けつけ、格納庫内でエンジンをかけ最終チェックをし、5分以内にそのまま滑走路まで走って行って、ラストチャンスエリアで止まること無く離陸していきます。

音楽のLIVEやレコーディングでも、たくさんの複雑な機材を扱うため、REMOVE BEFORE FLIHTフラッグは付けないまでも、僕は本番までに何度もチェック項目を指差し確認して備えています。
事故を未然に防ぐためには、納得できるまで何度でもチェックすることが大事ですね。

気になるニュース B-2,B-1B飛来!?

昨日、気になるニュースが飛び込んできた。

明日10/29日は、茨城県の百里基地で「航空観閲式」が行われる。
航空観閲式は、航空祭とは違い、陸・海・空の各自衛隊が毎年交代で持ち回りで行う装備と練度の展示式典です。
いわば、軍事パレードみたいなもの。
総理大臣が観閲する行事。

展示・飛行内容は航空祭と似ているが、自衛隊関係者の為の行事なので、一般人は参加できず、関係者から入場券を手に入れた人しか基地に入ることは出来ない。

でも、一般人のファンでも、基地の外周から勝手に見ることは出来る。
地上展示なんてさっぱり見えないし何やってるかも把握できないけど、飛んでくる航空機を見ることは出来るのだ。

編隊飛行や、空を切り裂く機動飛行、対地爆撃デモとか。
政府専用機のB747も来る。
基地端の外周道路で見ることになるので、正面(観閲台)に向かって繰り広げられるブルーインパルスの展示飛行なんて、横から見てもなんのこっちゃなんだけど。

その航空観閲式に、なんと、米軍の戦略爆撃機

B-2A スピリット

B-1B ランサー

最近は報道番組やお昼の情報バラエティーでもよく扱われ、お茶の間に浸透した戦略爆撃機です。

この2機種が飛来するというニュースが飛び込んできたのだ。

これはあまりにも異例中の異例。
日本の空を飛んだことなんて今まで無い。

北朝鮮への示威行動の一貫だというが、それにしたってわざわざこの観閲式の為に飛んでくるなんて異常事態。

百里基地は遠いし中に入れないので、観閲式を見に行く気はそもそも無かったんだけど、B-2が来るなら話は別だ。
この機会を逃すわけにはいかない。

と思うんだけど、どうも怪しい。
FNNが報じたらしいんだが、本当だろうか?
Twitterを見てても、各軍事評論家でさえ半信半疑で、ほんとに来るのかね?って言ってる様な状態。
B-2はアメリカ本土から飛んでくると言っているが、莫大な経費をかけてわざわざ日本でデモンストレーションするだけに来るか?
なにがしの対北朝鮮ミッションの途中でついでに、って事なのかもしれないが。

ん〜・・・ほんとに来るんだろうか・・・?

誤報、飛ばし、ただの噂、疑心暗鬼。。。

そもそも、車でしか行けないような陸の孤島。
車で行くにも、基地周辺は早朝から交通規制で近寄れない。
併設される茨城空港も、航空便利用客以外は早朝から進入禁止の規制がかかる。

以前、一度観閲式を見に行った事があって、もちろん基地内には入れなかったが、規制してる外周道路に夜中にたどり着き、なぜか自衛隊の敷地の臨時駐車場のような空き地に誘導され、わりと快適に見ることが出来た。
その時は、そういう一般客が多くいた。
なんで駐車場に入れたんだろ?
外周に路駐すると近隣住民のクレームも入るし、反対派の住民も居るから、面倒が起きないように計らってくれたのかな。

だとすれば、今回は見れたらラッキーくらいの気持ちで一か八か突撃する価値はあるかも?
交通規制前に外周道路か空港周辺にたどり着けば、排除はされない、、、かも?
こればかりは行ってみないと状況がわからない。
総理大臣も来るし、航空祭とは桁違いの警備状況だ。
航空機が飛んでる所を、かなり遠くから見つめるくらいしか出来ないかもしれない。

そして、もう一つ懸念事項が。
台風が来てる。

完全に雨の予報だ。
台風の風の影響はまだあまり無いかもしれないが、遠くの基地から飛んでくる外来機の飛来には影響が出るかもしれない。
そもそもお天気が悪いと飛ばない確率が高く、飛行展示が割愛されたり丸々キャンセルされたりする。
特にブルーインパルスなんて雨じゃなくても雲が低いだけでキャンセルだ。

頑張って行ってみたはいいが、さっぱり飛ばないなんて悲しい。
編隊での航過飛行くらいはやりそうだけど、機動飛行も簡単にキャンセルになる。
雨の中、一眼レフを構えることが出来るだろうか?
壊れちゃうから濡れたくない。

B-2やB-1が本当に来たとして、悪天候を押してまで展示飛行したとして、雨だから雲低くて見えないんでないのか?
雲の上で轟音がするだけ。
光学迷彩まで備えたステルス機になっちゃうよ?

悩ましいなぁ。
公に飛来を報じて無さそうだから、本当だとしたらサプライズ効果を狙ってるんだろうけど。
雨でやっぱり止めました、ってサプライズが濃厚だなぁ。

あまり飛べないにしても、観閲式自体はやるだろうから、
今のところ行く気10%。
お家でニコ生なり配信でぬくぬく見ればいいやな軟弱な気持ちが90%。

もうちょっと確信的な情報が出てくれないかなぁ。

ではまた。RTB。

ちゃたけ