車 三代目 HONDA モビリオスパイク

こんにちは、ちゃたけです。

最近買い替えたばかりの、三代目の車のお話。

HONDA モビリオスパイク

2017年、BMW MINI One廃車に伴い、2006年式を11年落ちで中古で取得。
走行距離、62,000km。
〜現役。

3度のマイナーチェンジの最終モデル。
グレード・W
色・パールホワイト

MINIが2年2ヶ月でパワステが壊れ、またしても突然のお別れを迎え、急に次の車を考えなくてはいけなくなった。
さすがに外車への不信感が芽生える。
そりゃそうさってくらい古いのに乗ってたんだから、そもそも時間の問題なんだが。

ちょっと、一旦外車はお休みしようか。。。
ビクビクしながら乗るのは良くない。
また乗りたい車が出来たら乗ればいいさ。

たまに旅先なんかでレンタカーを借りると、軽ワゴンだったりコンパクトカーだったり。
日本の車は快適だなぁ。
収納もいっぱいあるし、運転してて疲れにくい。
うらやましいなと感じてた。
アルファもMINIも個性にステータスを全振りしてるような車だもんなぁ。

さぁ、乗りたい車を選ぶのです。(もちろんお財布の許す範囲で)

選べないよ・・・
そういう目で今まで国産車を見てきてなかったから、正直、詳しくないもの。
どんだけ種類あんのよ。

何か、テーマを決めないと。
キーワード、方針。
何か無いか?次に乗る車で、何がしたい?
今まで出来なかった事でやってみたい事。

そうだ、車中泊

MINIで釣りや旅に行く際に、車中泊出来たらいいな〜と、わりと真剣に考えて取り組んでみたことがあった。
無理だった。狭すぎ。
寝れるわきゃない。
エコノミー症候群まっしぐら。

テーマさえ見つかっちゃえばわりと話は早い。
車中泊に特化した車を探せばいいのだ。
あとは理想と譲れないこだわりの部分と、現実的な条件をすり合わせていけばいい。

車中泊カー選びの条件

車を選ぶ際、こちらのサイトを参考にさせてもらった。

車中泊に適した車

以下は、僕の場合の条件やこだわった部分。

  • サイズ

車屋さんにお手頃な価格でTOYOTAのVOXYが並んでいた。
広い。でも、大きすぎやしないか?
駐車場に戻って奥行きを測ったら、4.7mが限界だった。
VOXYの車長が4.7m。
ちょうどはマズい。余地が無いと。
車長は4.2mくらいまで。
そして出来るだけ、5ナンバーが良い。
保険が安くなるし、車幅のプレッシャーが少なくなって気楽だ。
車幅が1.7m未満は5ナンバー(普通小型車)となる。

5ナンバーミニバンでも、一般的には車長が長いものが多い。
サイズ的には、コンパクトミニバン・ミニミニバンと呼ばれる車種が4.2m以下に収まってちょうどいい。

  • 3列シート・7人乗りミニバンはいらない

VOXYを見て思った。
3列シート・7人乗りのミニバンは自分には必要ない。
そんなに乗せる人がいないし、2列シート・5人乗りで十分。
その分荷物を積みたいし、有効に使えるスペースが欲しい。

  • 車種

前回、MINIを選んだ際、軽自動車に揺れ動いたがグッと踏みとどまった。
今回、車中泊というピンポイントな視点で見渡しても、軽自動車はかなり使い勝手が良いと知った。

車中泊に適した車(軽自動車)

でも、やっぱり今回もグッと我慢。
釣りや旅で長距離運転するなら軽はきっと我慢がいる。
車中泊が快適に出来そうな車は、商業車ベースの軽バンだったり、新型のまだまだお高いN BOX+等だ。
そもそもサイズが小さいので、寝るスペースを充分取るには、助手席を倒さないといけないし、荷物の逃げ場が無くなる。
やはり普通車の中から選ぼう。

SUV、ステーションワゴン、ハッチバック、ミニバン、色々見比べてみたが、
しっくり来るのはコンパクトミニバン・ミニミニバンだな。

  • フルフラット

正直、これが一番こだわった部分で難しい条件。
快適な車中泊の一番の肝。

どんなに大きくて車内が広い車でも、平じゃなきゃ寝づらい。
各車、シートを倒せばフラットになって長い物も積めるし、こんなに広い荷物スペースが取れますよと宣伝している。

でも、それ本当にフラットですか?

シートを後ろに倒すスタイルでは、凸凹が激しくフラットとは言い難い。
シートを前に倒すスタイルでも、なかなか本当にフラットな面が充分な広さで作れている車は少ない。
それでも、そういう車で車中泊している人はいっぱいいるが、マットや板を敷き詰める等の工夫を凝らしてフラットな面を自分で作っている。

フラットな床面は、自分の身長以上の長さが欲しい。
前席を倒すこと無く。

以上の条件で絞っていくと、自然とある車に行き着いた。

もうね、車を寝心地の良さだけで見ている。

理想の車中泊カー、選考結果は?

行き着いた先は、HONDAの
モビリオスパイク・フリードスパイク・フリード+
このラインだった。

それぞれ、モビリオ・フリード・新型フリードからの派生モデルだ。
モビリオ・フリード・新型フリードはコンパクトミニバンながら3列シート・7人乗りで、スペースが犠牲となるので選考外。
フリード+は現行車で中古車でも全然お高いし、過去の2車種よりフラットな空間長は縮小している。
これも選考外。

残るは、モビリオスパイクとフリードスパイクの2車のみ。
絞れた。
どちらもそれぞれの良い部分があり、正直選ぶのが難しかった。

この2車を車屋さんに伝え、年式モデル・グレードの希望も出しオークションで探してもらった。

1回目のオークション。
候補に上がったモビリオスパイクが3台出てきた。
1台は状態が相当良い低走行距離車で人気高そう。
2台目は状態普通の低走行距離車。これも人気高そう。
3台目は状態普通の5万km超え車。
色は全て同じシルバー。
これ、入札いっちゃいますよ? と車屋さん。

ちょ、ちょっと待って…
フリードスパイクは??

自分ではなんとかいけるんじゃないかと思っていたが、
「フリードスパイクは予算に収まんないっす…」
という事で、モビリオスパイクだけに絞られた。
さようならフリードスパイク。また会う日まで。。。

結局、第1回オークションは高騰し、予算に収まらず落札無し。
古い車なのに人気なんですねと、車屋さんもビックリ。
絶対、僕みたいに車中泊に目覚めちゃった人が今更探してるに違いない。

一週間後、2回目のオークション。
最終モデル、上位のWグレード、ナビ・ETC付き、走行距離は6万kmと少しいってはいるが、状態のかなり良いきれいな車が出た。
色は白。黒か白が希望だったので、先週のシルバーは少し心に引っかかるものがあった。

見事落札\(^o^)/

納車

予算にもちゃんと収まり、整備や登録手続きを経て、先日納車された。

電動ミラーが畳めないとか、リアハッチのカバーパネルにヒビが入ってるとか、若干の不具合も最初からあったんだけど、無視。
走行と安全に関係ないので、修理はいつか気が向いたらでいいや。

フリードスパイクもそうだけど、モビリオスパイクは、車中泊やアウトドアに特化して開発された様な車。
自転車を積んで固定するロープをかける為のフックや、カーゴスペースを照らせるライト、カーゴスペース壁面の収納や、バックドアにランタンやライフジャケットなんかをかけられるフック、オプションだが天井の空きスペースに釣り竿やサーフボードなんかも積めちゃうルーフインサイドレール等。
あちこちにアウトドアアクティビティの為の工夫が見られる。

天井が高くて圧迫感が無いし、車内はとても広く感じる。
2列目シートをダイブダウンという方式で前に倒せば、フラットな空間長が通常で175cm。
助手席を前に出せば、最大で195cm取れる。
ちょいと工夫は必要だが、スペースとしては寝るのに充分だ。
楽器や機材だっていっぱい積めるし、フラットなのは荷物に優しいので非常に助かる。

至れり尽くせりで使い勝手良し。

この車を、なるべくお金をかけず、出来るだけDIYでさらに快適に車中泊出来るように工夫していくのがこれからの楽しみだ。

釣りはするが、テント泊もキャンプもそんなに得意ではない。
でも車中泊ならグッとハードルは下がるし、テントより安心して寝られるし、機動力抜群。

あれこれ妄想してたら、こんなに色々買っちゃってた。
届いたは良いが天気が悪くて作業できず、さっぱり取り付けられてない。。。

これでもまだまだ快適化計画の一部。
まだまだ増えるよ。

アイディアが浮かんだり、車中泊先人達の知恵を知ると、ホームセンターに行ってウロウロしながらあーでもないこーでもないと作戦を練るのが楽しい。

こいつとどこに行こうかな?
どこへでも行けちゃうな。
10年ぐらい走ってくれるとすごくうれしいのだが、どうなることやら。
次乗り換える頃にはフリードスパイクも充分手が届くだろうし、他の選択肢も出来ているだろう。

装備を更新したら車中泊快適化計画の記事をどしどしUPしていこう。

それでは、また。RTB。

ちゃたけ