千葉 三大ご当地ラーメン 2つ目制覇!【勝浦タンタンメン】食べてみた

ちゃたけです。

外房・興津エリアに海釣り(ショアジギングデビュー戦)に出かけた帰り道。
長時間竿を振り続けたので体はもうヘロヘロ、お腹はペコペコ。
雨に打たれて体が冷え切っている。
帰り道で何か温かいものが食べたいな。

勝浦市街に出れば、美味しい海鮮料理屋はいっぱいあるんだろうけど、魚釣りに来るとどうもそういう気にならない。
自分で釣った魚が食べたいんじゃ。
しかも完全ボウズだしね、、、お店でお魚食べちゃ、ちょっと悲しいじゃない。

勝浦といえば、千葉三大ご当地ラーメンの一つ、勝浦タンタンメンがあるのだ。

今回、釣り場を選ぶ際に勝浦方面を選んだ理由は、子供の頃によく釣りに行った外房・勝浦辺りが今どうなってるのか見てみたいと思ったのと、帰りに勝浦タンタンメン食べれるなという魂胆があった。

千葉三大ご当地ラーメンなんて言葉を最近まで聞いたことが無かったし、昔からあったとは思えないので、近年のB級グルメブームに乗っかって誰かが仕掛けたんだろうか。

千葉三大ご当地ラーメンとは、
・竹岡式ラーメン
・アリランラーメン
・勝浦タンタンメン
の3つ。

アリランラーメンは去年初めて食べて制覇した。

ちゃたけです。千葉県には、3大ご当地ラーメンがある。「勝浦タンタンメン」、「竹岡式ラーメン」、「アリランラーメン」の3つだ。その中の、「アリランラーメン」に行ってみたよ。しかも、二軒はしごで食べ比べ!!

勝浦タンタンメンで2つ目制覇だ。

興津港で釣り道具を片付けて、勝浦タンタンメンをどこで食べようか情報収集。

勝浦タンタンメン

ググると、「熱血!!勝浦タンタンメン船団」なるサイトを見つけた。

勝浦タンタンメンとは・・・
勝浦地域の海女さん・漁師さんが、寒い海仕事の後に冷えた体を温めるメニューとして考案され定着したラーメン。
いわゆる中華料理の胡麻系の担々麺とは違い、醤油ベースのスープでラー油がたっぷり使われた辛いタンタンメン。
みじん切りの玉ねぎと挽肉が入るのが一般的で、ニンニク、ニラ、ネギを使ったり、味噌ベースのスープを使ったり、それぞれのお店でオリジナリティを出している。

熱血!!勝浦タンタンメン船団とは・・・
勝浦タンタンメンを扱う飲食店を中心に、市や商工会とともに地域振興や勝浦地域のPR活動を行う2011年に結成された市民団体なんですな。

そういえば、興津港海浜公園の自動販売機が、「勝浦タンタンメン」とデカデカと書かれた真っ赤なのぼり旗風にデコレーションされてたな。
あれも船団のPR活動なんだろう。
勝浦タンタンメンのカップ麺か即席麺の自販機かと思ってワクワクして近づいたけど、ただのジュースの自販機だった。。。

勝浦タンタンメンを扱う店はいっぱいあった。
ラーメン屋はもちろん、レストランやカフェやダイニングバーまで、いろんなお店でオリジナリティ溢れるタンタンメンを出して地域全体で盛り上げている。

う〜ん、迷う。。。
いろんな店のラーメンの写真を見比べると、ラー油で真っ赤なスープってのは共通しているけど、それ以外は見た目からしてバラバラ。

初めて食べるので、まずは基本を知りたい。
一番大元になった基本の勝浦タンタンメンを食べてみたい。

ありました、元祖。

元祖 勝浦式担々麺「江ざわ」

昭和29年創業の老舗、勝浦タンタンメン発祥の店。

江ざわ

勝浦市街から大多喜街道をずいぶんと北上した山の中。
勝浦タンタンメンていうからすっかり海沿いのお店をイメージしてたけど、思いっきり山だな。
山ったって、房総だから、低い里山なんだけど。
アリランラーメンといい、なぜ千葉県民は行列のできる旨いラーメン屋を山の中に作ってしまうのか、、、不思議。
ここもまた、車かバイクじゃないとなかなか来れないかも。

15時頃お店に到着。
海で見たあの自販機だ。

食べログを見ると、超人気店なのでお昼時や休日は混雑して行列が出来ているらしいが、中途半端な時間にしかも雨の中行ったので並ばずに入れた。
ラッキー。
営業時間は11:30〜19:00だが、スープが無くなり次第終了とあるので、あまり遅くに行くと残念な事になるかも。
月曜日定休。

店内は広く綺麗で、テーブル席と窓際の明るいカウンター席があり。

麺もの、単品料理メニュー

ご飯もの、飲みものメニュー

初めてなので、基本の担々麺にしようかと思うのだが、中辛大辛もあるじゃない。
辛いのに強くはないが好きだ。
無理ぃ〜ってなるちょっと手前くらいまでなら好んで食べる。
どれくらい辛いんだろう?
スープは見た目真っ赤だけど、実際はそんなに辛くないんじゃないの?
見た目インパクト重視で食べてみると実はそんなに辛くないラーメンてよくあるしね。

注文時に店員さんに聞いてみる。
僕「中辛って結構辛いですか?」
店員「辛いですよ(マジトーン)」

あ、これホントに辛いやつだ。。。
冒険しちゃダメなやつだ。

普通の担々麺でお願いします。
それと、ミニ焼肉丼も。

上担々麺は挽肉がたっぷり乗ってるらしい。
他の客の注文を聞いていると、モツは今日は無いとのこと。
まぁ、もう冬じゃないしね。

空いてたのでたいして待つこともなくラーメンが来た。

担々麺とミニ焼肉丼

赤いねぇ〜。
スープの表面にたっぷり真っ赤なラー油が浮かんでる。

麺は細めストレート。
具は玉ねぎ、ねぎ、挽肉。
上に白髪ねぎがたっぷり。
ラー油のとてもいい香り。

むせないように上手に食べないと危険な香りがするぞ。
麺とスープをすすると、、、むせました。
やっちゃったよ、、、咳が止まらない。
けど、
美味い!旨い!!辛い!!!

辛いなぁ〜
ノーマルにしといて良かった。
辛いけど、ニンニクや醤油の良い香りや挽肉の旨味が感じられて、しょっぱさもちょうど良く、コクがたっぷりで美味しい。
ラー油の鮮烈な辛さと同時に玉ねぎの甘さがバランスがいい。
麺が細めなのでスルスルと進みやすい。
すすりやすいけど慎重に食べないとむせちゃう。
スープとラー油が冷えて疲れ切った体に染み渡る〜。

担々麺を大盛りにしようかとも迷ったけど(出来るかは知らない)、サイドメニューのミニ丼と合わせると量的にもちょうど良い感じ。
辛さにやられたらミニ丼へ。
そしてまた旨辛いスープへと戻りたくなる。
辛さにやられて水を飲んで回復する度に、もう一口、もう一口とスープを飲みたくなる。

体の中からポッカポカ。
汗と鼻水が止まらない。
水とティッシュが手放せない。

美味しかった。
外房に釣りに行ったらまた寄ってみるか。
今度は他のミニ丼と組み合わせてみたりね。
カレーも気になるぞ。
また来たいな。


千葉三大ご当地ラーメンのうち、2つを制覇しました。
B級グルメと侮ってたけれど、どっちも美味しかったなぁ。
残るは竹岡式ラーメンだ。
内房とか館山に釣りに行くと確かに竹岡辺りを通るんだけど、忘れちゃって通過しちゃうんだよね。
行きは真夜中だし。
次帰り道に通ったら忘れずに挑戦してみよう。

勝浦タンタンメン、外房に行ったら是非食べてみてね。

ではまた。RTB。

ちゃたけ