ちゃたけです。
毎日毎日、暑いですな。
生きてますかー?
連日、35℃超えの猛暑日がもはや当たり前。
昨日はうちの辺りでも38℃はあったんじゃないかな。
埼玉で最高気温の日本記録も更新するほどの災害レベルの異常気象。
屋内に居てもクーラー止めたら、ちぬ。
かといってクーラーに当たりすぎて偏頭痛になっちゃうわダルいわで、もうどこでどう過ごせばいいのかわかりません。。。
水分をこまめに取れるように常に飲み物は持ってるけど、飲みすぎて胃がやられちゃってて食欲がさっぱり湧きゃしない。
早くも夏バテだな。
最近の主食は主にコーンフレークやら杏仁豆腐やらゼリーやら。
冷たい蕎麦とかそうめんとか、麺類なら食べる気にもなるんだけど、ご飯なんて全然食べれる気がしない。
こりゃまずい。
たまにはちゃんとご飯食べないとね。
そんな猛暑の中、ホームセンターにお買い物に行って、ガスバーナーに続いてずっと気になってたガジェットを手に入れてきた。
押し寿司の押し型。
ひのき素材。
夏バテした胃でも、お寿司ならさっぱり食べれそうだ。
この前、イワシで握り寿司に初チャレンジしたところ、やっぱり素人には難しくて思うようにいかなかった。
なんちゃってな真似事にしても、ありゃ練習が必要だ。
型を使う押し寿司なら、素人でももうちょっと簡単に作れんじゃないか?
釣った魚を刺し身で食べるのもそのうち飽きるだろうから、押し寿司も出来るといろいろと楽しめそうだ。
押し寿司の中でも、〆鯖のバッテラが大好き。
まずは試しに大好きなバッテラを作ってみよう。
そのままスーパーへ向かって鯖を探しに行ったところ、食べごろサイズの新鮮な鯖がちょうど売ってた。
2枚卸しの真サバとゴマサバ、各¥150。
安いっ!
美味しそうなバッテラや鯖寿司を見かけるとよく買うんだけど、良いやつは結構高いのよね。
鯖の棒寿司はちゃんとしたお店だと1本¥5,000なんて高級品も。
スーパーで買うからもちろんそんなにはしないけど、食べたいけど微妙に高いなぁなんて尻込みすることも多いので、自分で作れたら気軽にいっぱい食べれるぞ。
バッテラと鯖寿司、両方見かけるけど何がどう違うんだ?と気になったので調べてみたものの、厳密には違うらしいけどほぼほぼ同じものみたい。
バッテラ・・・木枠の押し型で成形する押し寿司。断面は四角。
作り方や見た目の違いで呼び分けてるけど、使う食材はほぼ同じなので、大きな違いは無い模様。
白板昆布もどちらにも乗ってたり乗ってなかったり。
一般的には、バッテラは身を薄く削ぎ切りにして使うから安価。
棒寿司は大きな切り身をそのまま使うので比較的高価。
みたいな感じ。
確かに、棒寿司は贅沢感あるし滅多にお目にかかれないかも。
じゃあ、押し型で作るからバッテラになるけど、安くサバが手に入ったので棒寿司に負けないくらい身をそのままふんだんに乗せて、贅沢バッテラ作っちゃお。
暑い夏にぴったり! 夏バテでもさっぱり美味しい【バッテラ】
新品の押し寿司の押し型は、木の香りが強すぎるので、
まずは米の研ぎ汁で煮て匂い取り。
5分煮れば良いとパッケージに書いていたがしばらく煮といた。
灰汁?がいっぱい出てきたみたい。
サバは、真サバとゴマサバを1匹ずつ買ってきたので食べ比べてみよう。
頭と内臓は取り除かれて2枚卸しの切り身で売っていたので、残っていた胸ビレと背骨・腹骨を綺麗に取っておく。
2枚まで卸してくれたならいっそ3枚まで卸してくれてれば楽だったのに。。。
ご飯を炊きつつ、〆鯖を作っていく。
皮にはたっぷり、内側にはさっと塩をまぶして室温で1時間ほど置いて水分を出す。
流水で洗って塩を落としたら、
酢(いっぱい)に、砂糖(ちょっと)と塩(ほんのちょっと)を溶かして出汁昆布を1枚入れた浸け液にサバを漬けて30分ほど置く。
最初は計量スプーンで分量を測りながらやってたけど、量が全然足りなかったのでどんどん足していって結局いつもの目分量。
身が浸かるほどの量の浸け液を作るとかなり大量の酢を消費しちゃうので、半身が浸かるくらいにして、スプーンでかけたり、途中でひっくり返して全体が酢に浸かるようにした。
酢が効いてくると身が白くなっていって〆鯖らしくなっていく。
酢から取り出したら、
残ってる血合い骨を毛抜きで1本ずつ引き抜く。
指でなぞって骨が残らないように。
骨抜き用に100均で買ってきた毛抜きは、先が細いのですごくやりにくい。
もっと先が太い方が抜きやすかったな。
骨を全て残らず抜いたら、
皮を手で剥く。
背中側は簡単にペリペリ剥けるけど、お腹周りの身が薄い部分はなかなか綺麗に剥けず苦労する。
せっかくの美味しそうな大トロの部分が皮と一緒に剥がれていく。。。
皮を剥いたら〆鯖は完成。
お次は寿司飯。
炊きたての米にすしのこを振りかけて米粒を潰さないように、しゃもじで切るように混ぜる。
混ざったら冷ましておく。
前回の握り寿司の時は、お酢と砂糖等で寿司酢を作って混ぜたが、どうにもベチャベチャになって難しかった。
すしのこ簡単便利だな。
せっかくだから、寿司飯にちょっと手を加えてみる。
たっぷりのゴマと、細切りにしたシソを混ぜる。
シソが良い香り!
〆鯖と寿司飯が出来たので、押し型に詰めていく。
使い方の説明が書いてなかったので、構造から推測してきっとこうだろうと勘でやってみた。
正解は知らない。
枠の切り込み用の溝を下側にして、下駄が付いてる方の板を枠の底側にハメた状態で、皮を下にして身を敷く。
身の大きさによるが、うまく切り身を作って組み合わせて、なるべく隙間を無くす用に敷く。
白板昆布は用意して無い。
ある場合は、この時点で一番先に敷くのかな?
細かく切った万能ネギをたっぷり敷く。
寿司飯を敷く。
型で押し固めるので、溢れないくらいの量にしておく。
要は、順番的に逆から敷いて積み重ねている状態だ。
出来上がりは逆さまになる。
ご飯を敷いたら蓋になる板をハメて、前後を入れ替えつつ体重をかけて何度も押し込む。
良き硬さに固めたらひっくり返して、枠を下に押し込めば、底だった方の下駄付きの板を外せる。
1本目
2本目
枠の切込み用の溝に合わせて包丁を入れ、崩れないように切り分ける。
枠を外すと、
おお!出来てる!!
盛り付けて、バッテラ完成。
見栄えはアレだけど、、、棒寿司ばりの贅沢な身の厚さよ。
わさび醤油で頂く。
買ってきたのに比べると、押し込みが足りないのかちょっと崩れやすいけど、その分ご飯が柔らかくで食べやすい。
美味しいぞ。
〆鯖だけで食べると酸っぱくて苦手なんだけど、寿司で食べるとちょうどいい。
間に敷いたたっぷりの万能ネギと、寿司飯に混ぜたゴマとシソがめちゃくちゃ良い。
シソご飯美味いな。。。
真サバとゴマサバは、大きさも同じだったし、食べ比べてもそんなに違いがわからなかったな。
真サバの方がプリッと少しハリがあって身がしっかりしてたかな。
脂のノリは、、、どっちもどっちであんまりかなぁ。
脂のノリはいまいちだけど、その分さっぱりとしてたし充分美味しかった。
〆鯖としては身も厚いし美味しく出来てるけども、食べたことのある美味しかったバッテラや棒寿司と比べると、どうも脂が乗ってなくて身にハリが足りない。
美味しいやつは脂ノリノリで身がブリっとハリがあるもん。
素人が初めて作ったってのもあるかもだけど、これはサバサイドの問題か?
¥150のサバにどんだけ高望みしてんだっていうね。。。
〆鯖作るのに思いのほか時間と手間がかかったけど、美味しく作れて大満足。
夏バテで食欲無くても、さっぱり美味しく食べれました。
真サバは旬がちょっとズレてるみたいだけど、アチアチの夏こそバッテラは爽やかでいいね。
バーナーで炙ったら焼きサババッテラになるな。
脂の甘味が出てそれも美味しそうだ。
これからは大きな魚が釣れたら押し寿司も楽しめるぞ。
魚だけじゃなく、牛肉で作ってもいいかも。
ステーキだったり、生でもいけちゃいそうな良いお肉で作って、炙って塩と柑橘果汁なんて絞ってみたり。
なんだそりゃ、美味そうじゃないか。。。
暑い夏にぴったり!夏バテでもさっぱり美味しい【バッテラ】作ってみたでした。
ではまた。RTB。
ちゃたけ