【海釣り】房総は暴風でボウズ【料理編】

ボウズだってお魚料理したっていいじゃない。

ちゃたけです。

美味しいお魚食べたい!
美味しい魚釣って料理して食べたい!!

そう思い立って釣りに向かった南房総は暴風が吹き荒れ、一度もアタリすら無く、可能性を全く感じられないままにまんまとボウズでした。

↓釣り編

ちゃたけです。美味しいお魚食べたい!美味しい魚釣って料理して食べたい!!そう思って海釣りに向かったのは暴風吹き荒れる南房総。結果は…ボウズ!お魚どこー?

そう簡単に釣れないだろうなと予想はしていたものの、ちょっと凹みながらの帰り道。
丸一日動き回って釣りしていたので、お腹はペコペコだ。
せっかく来たんだから海沿いの海鮮料理屋で地魚でも食べて帰ろうか。。。
いーや、ありえないね。
そりゃお店で食べたほうが美味しいだろうけど、釣った魚を食べたいのだ。
釣る事と同じくらいのモチベーションで、自分でお料理がしたいのだ。

釣れなかったけど、美味しい地魚を手に入れる方法は知っている。
帰り道にいつも寄るスーパーがあるじゃろ…

ODOYA 鋸南店

千葉県安房郡鋸南町吉浜521-1

内房〜南房総〜外房の各地にチェーン展開しているスーパーだ。
鋸南店は駐車場も店舗も広いので買い物しやすい。

近所のイオンに行ったってもはやなんとも思わないけど、こういう旅先の地元のスーパーってのはワクワクするし胃袋が刺激されるのよね。

富浦や館山辺りに釣りに行くと帰りに前を通るのでたまに寄ってはお土産を買っていく。
お土産ったって、格安の地元の野菜だったり魚だったりだけど。

今日は何かいいものあるかな?

アジが安いですな。
これ、釣りたかったやつ。。。

そう、アジの南蛮漬けを食べたいって言ってたのだ。
君に決めた!

スポンサーリンク

ボウズだってお魚料理したっていいじゃない!

ODOYAで買ってきたのは、15匹くらい入ってお買い得な小アジと、これまた格安だったイサキ4匹。

本日のメニューは、
・アジの南蛮漬け
・アジの素揚げ
・イサキの煮付け

に決定。

帰宅して、体はもう疲労でヘロヘロだけど、気が変わらないうちに勢いでそのまま料理に突入。

まずイサキからやってこう。
ウロコを落とします。

ペットボトルの蓋でガリガリジョリジョリ。

皮や身の弱い魚は、包丁やウロコ落としでガリガリすると皮がめくれて身が崩れちゃったりするので、ペットボトルの蓋でこする裏技もアリ。
やってみたかっただけ。
意外とちゃんと取れるし細かいところまでこすりやすいので、ウロコが大きい鯛みたいな魚じゃなければ全然いける。
魚と手が近くなるし、夢中でこすっちゃうので、ヒレとかトゲとか刺さりやすいから充分気をつけよう。

ウロコを洗い流したら、腹を割いて内臓とエラを出す。

内臓を出すと、だいたいの魚は背骨に沿って血合いが残ってるので、これを流水で流しながら親指の爪できれいにこそぎ落とす。
これをしっかりやっておくと生臭さが残りにくくなる。
また、痛みやすい原因なので、釣り場で内臓出しまで処理する時は血合いまでしっかり取って持ち帰ると魚の鮮度を保って持ち帰れる。

それっぽく十文字に切れ込みを入れてみようか。
「〜っぽい」は料理上手くなった気になれるから、大事。

フライパン or 鍋に、みりん同量と出汁昆布入れて煮切って、イサキを入れて、醤油と多めの砂糖で味付け。
ざっくり目分量!

アルミホイルで落し蓋をして水分を飛ばしながらある程度煮たら、味を染み込ませる為に冷めるまで放置。

さ、お次はアジの南蛮漬けです。

ウロコはほとんど無いと思うけど一応包丁でサッとこすりつつ、ゼイゴを包丁で削ぎ取っていく。
ゼイゴは何であるんだろね?
無ければもっと食べやすいのに。

腹を割いて内臓とエラも取って、キッチンペーパーで水気をしっかり取っておく。
いっぱいあるから大変。

AJIの下準備はOK。

次は漬け液を準備。

玉ねぎはスライス、人参ピーマンは細切りにしておく。

フライパンで本だし砂糖醤油・輪切りにした鷹の爪を合わせて煮立たせて、酢を飛ばす。

そこに野菜を入れて歯ごたえが残るように少しだけ炒める…

今回はなぜか炒めちゃったけど、野菜は生の方がシャキシャキしてて美味しいかもね。
どうやら炒める派と生派とどっちもアリらしい。

シャキシャキ感が好きなら生のままで漬け液に漬けておけばいい。
クタッとしたのがお好みなら炒めればいいかな。

今回は炒めちゃったので漬け液と野菜をそのまま置いて冷ましておいた。

アジに片栗粉をまんべんなくまぶして

油でこれでもかってくらいカラッと揚げる。
骨まで丸かじりなので、じっくり時間をかけて揚げていく。

深めの容器に冷ました漬け液だけを入れて、カラッと揚がったアジを熱々のままきれいに並べていく。
揚げたてをすぐ入れたいので、揚げ油の鍋の横に漬け液を入れた容器を用意しておくといい。

揚げたてですぐに漬け液に入れると、ジュって沸騰していい感じ。
揚げた後、じっくり油を落としていると冷めちゃってジュってならない。
ある程度油分はあった方があっさりし過ぎず美味しいと思うので、揚がったら油はちょんちょんくらい落としてすぐ漬け液に入れちゃおう。
アジを転がしたり、スプーンやレンゲで液を全体にかけてあげる。

アジを全部きれいに並べたら、上から野菜をかけて、粗熱を取ったらラップして冷蔵庫へ。
温かい出来たてで食べても美味しいけど、冷ました方が味が染みて馴染んでより美味しい。

ほぼ出来た、が、もう深夜0時。
アジの処理でだいぶ時間がかかってしまった。
体力の限界を迎えたのと、南蛮漬けは冷蔵庫で寝かせておいた方が美味しかろうと思って、
イサキの煮付けと南蛮漬けは明日食べることに。

今夜はアジの素揚げだけ楽しもう。
揚げたてに塩・コショウだけ振って頭から手づかみで丸かじり。

おぉ、美味し!

サクッサクで中フワッフワ。
香ばしさとアジの香りが良い。
アジはやっぱり美味しいね。
ただ、大きいやつは丸かじりすると骨が気になりますな。
豆アジじゃなくて、20cm弱の結構立派なやつも混じってるので、大きいやつは骨ごとは厳しい。

南蛮漬けと煮付けを楽しみにして、おやふみっ!


〜翌日〜

さて、一晩置いてどうなったかな?

南蛮漬けはクタクタに漬かっていい感じ。

イサキの煮付けも染みていい感じよ。

いただきます。

美味い…
なかなか上手に出来てるじゃないか。
ありがとうクックパッド先生。

南蛮漬けは、野菜のシャキシャキ感も残りつつ、玉ねぎと人参の甘味が出て、ピーマンの苦味がちょろっと効いて、酸っぱさはあまり気にならない。
旨味たっぷりの甘酸っぱさでしっかり味が馴染んでる。
大きいやつはやっぱり骨が気になるものの、丸かじりすればジュワッとほどけて美味しい。
結構意識して油ごと入れたけど、酸味があるからさっぱりしてる。
夏向けだね。
次作る時は野菜は生でやってみようか。

イサキの煮付けも美味しい。
美味しいけど、、、かなりさっぱりしてるな。
煮タレがとろっとするのを期待してたけど、サラサラのまま。
身もあっさりタンパク。
脂が乗ってなかったのかな?
あっさりしてて食べやすいけど、思ってたのとちょっと違う。
もっとタレを濃くすれば良かったか。

ごちそうさまでした!

魚捌くの楽し〜美味し〜!
動画で見たり調べながら見様見真似で捌いてるから上手じゃないし時間もかかるけど、いつか釣れた時に美味しく食べる為に、ちょっとずつ練習だ。
料理の幅も広がるしね。

自分で釣った魚だったらもちろん最高だけど、釣れなくても食べたい魚買ってきて捌いて料理して美味しく食べたら楽しいね。

よ〜し、美味しい魚釣るぞー!!!

ではまた。RTB。

ちゃたけ

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする