【内房釣り旅 #1】イカを求めて内房調査エギング

ちゃたけです。

先日、10月の終わりに千葉県・内房エリアへ、アオリイカを求めて調査エギングに行ってきた。
外房・南房総・西伊豆など、いろいろな場所でトライしてきたものの、未だに1杯も上げたことが無く、周りのエギンガーが釣り上げたのすら見たことが無い。
イカを感じられる可能性といえば、足元の墨跡と、最近釣ったよという地元エギンガーの話くらい。
もう少し、実感のある可能性を感じたい。。。

今は秋の子イカのシーズン。
サイズを求める春イカに比べたらまだまだ小ぶりだが、数釣りが期待できる、はず。
釣り具屋の店員さんのアドバイスでは、サイズを求めるなら外房、数釣りなら内房だと言っていた。

とにかく、試行回数を重ねて可能性を少しずつでも上げていくしかないかなと、家から一番行きやすい内房エリアへ行ってみることに。
何度も通ったり釣ってるエリアなので、地理はある程度把握しているが、今まではあまりエギング目線で見ていなかったので、地形を思い出したり地図を眺めてどこがいいかなと考える。
アオリイカの実績ポイントは調べればあちこちに見つかるが、わりとよく釣れるっていう実績なわけで、いつ行っても必ず釣れるってわけじゃない。
どこが可能性高いだろう?
ま、行ってみないとわからんな。
今後の為にも、調査だ。

旅程は決めてなかったけど、結果的に三日間。
範囲は、保田〜富浦の間。
今回も車中泊しつつ、グルメ楽しみつつ、内房を転々と釣りしながら旅をしていきます。

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イカを求めて内房調査エギング

出発までに、エギにひと手間加えてみた。

安物ばっかり、なんなら¥100均のエギも多いので、ちょっとの努力でイカの気を引けるならと、蓄光テープを巻いてマニキュアのトップコートでコーティング

前回の西伊豆釣行で、暗くなってからが本番と学んだし、周りのエギンガーもエギをライトに照らして光らせていたので、夜光仕様にしてみた。
元々、部分的に光るようにはなってるんだけど随分と控えめだったので、蓄光テープでアピール強化。
これが釣果に結びつくかは謎。

深夜3時半、自宅を出発。
もたもたしてて出発が遅くなってしまった。
まぁ、調査ロケハン的な釣行のつもりなので焦らずのんびり行こう。

16号を南下して上総湊から127号で海沿いの道をひたすら南下。
うちから館山までは下道でほぼ道一本で行けるので気楽ではあるんだけど、距離的には100km超えるので近くはないね。

君津で24時間営業の釣り具屋に寄って、氷や消耗品を購入。
品揃えが素晴らしいもんだからついつい目移りして誘惑に負けていっぱい買っちゃった。
普段買わないようなまともなメーカーのメタルジグやら、エギングロッドでいろいろ遊ぼうかなと思って、キビナゴとイワシの冷凍餌も買ってしまった。
1時間くらいゆっくりお買い物してたら夜が明けてしまった。

まずは、保田を目指す。
まずは保田で釣って、北から南に釣り場を探しつつ釣り下がって行こう。

保田 吉浜埋立地の岸壁

朝7時、保田に到着。
保田港に隣接する、いつも寄るスーパー ODOYA と、道の駅 きょなん の裏手の岸壁が最初の釣り場。
そこら辺を吉浜埋立地って言うのかな。
道の駅駐車場の向こうには、石がゴロゴロした空き地がある。
空き地から降りた岸壁は、ほぼほぼテトラ帯。

テトラの上にはエギンガーやショアジギング、フカセ釣りなど、釣り人がずらーっと乗っていた。

テトラには乗りたくないので、一番南側のテトラが無い岸壁から釣り開始。
埋立地の隣は砂浜で、テトラが無いこの辺りは水深が浅め。

アオリイカ狙いのエギングメインだけど、ショアジギングタックルも同時にダブルスタンバイ。
タックルBOXも持って行きたいところだけど重いので、パッカンに必要な物だけを詰め込んで身軽に移動しやすくする。

寄った釣り具屋で購入した、パッカンに付けられる簡易ロッドホルダーを導入してみた。
タックルBOXにオプションで付けてるロッドホルダーがとても快適なので、パッカンにも付けたかったのだ。
地面に直置きしたりどこかに立てかけておくと竿が傷ついたり折れたりトラブルの元になるので、ロッドホルダーは便利。
仕掛け交換もやりやすい。
ペラペラのパッカンだし、簡易ロッドホルダーはグラグラで使い心地はあまり良くなかったけど、無いよりはマシかな。

この辺の岸壁には墨跡は見当たらない。
皆テトラで釣っているのであちらの方が人気らしい。
海底は岩礁と藻がいっぱいで、透明度が高いので近いところは底までよく見える。

早速、エギを投げてみる。
手のひらサイズのイカが追ってきたように見えたけど、、、気のせいかな?
ベイトがいっぱいだ。
シャクるとエギやラインに反応して、ベイトの群れが水面から飛び出してくる。
う〜ん、イカの反応はなし。

ベイトの群れがいっぱいだし、何かフィッシュイーターに追われているような動きを見せるので、竿を持ち替えてメタルジグを投げてみる。

DAISOジグ ホログラムシート&蓄光テープでグローカスタム。

こちらも反応なし。
根掛かり多し。。。

そうだ、釣り具屋で以前から気になってたアイテムを買っていたんだ。

邪道エギ

エギにキビナゴなどの餌を巻きつける、エギングと餌釣りの良いとこ取り。
藁にもすがる、なりふり構わない邪道スタイル。
だって、釣れないんだもん。。。

邪道エギにキビナゴをワイヤーで巻きつける。

激しくシャクるとキビナゴがすぐに身切れして外れちゃうので、ちょっと優しくシャクる。
なんだかツンツンされてる気がする。
回収するとキビナゴはボロボロ。
絶対フグだな・・・

釣れませんなぁ。
朝マヅメ逃したし、明るい時間はやっぱりダメか?

荷物をまとめて駐車場に戻りがてらテトラ帯を見ると、フカセ釣りのおじさんが35cmくらいのメジナを上げてた。
良い型ですな。

駐車場への戻り口まで歩くと、テトラ帯に唯一フラットな台座がちょうど空いたので、入ってみた。

ここだけ排水口?があるのか、コンクリートで台座になっていて足場が良い。

墨跡ある!

かなり濃いから、甲イカ(スミイカ)かな?
甲イカでもいいぞ!

夜光マシマシエギ

行ってこーい!

先程の場所よりも水深はだいぶ深い。
底は岩礁混じりの砂地メインかな。

う〜ん、釣れじ。
周りの人達も誰も何も釣れてない。

ベイトは多いし、何か大物も居そうだし、イカの墨跡もあるし、期待感はあるんだけど釣れないねぇ。。。

11時半、終了。

移動がてら、お昼ご飯食べますかな。

内房名物爆盛り中華  住吉飯店でお昼ご飯

お昼ご飯を求めて再び南下。
保田からお隣の勝山まで来た。
127号線(海沿いのメイン通り)を走っていると、いつも長崎チャンポン屋さんの看板が気になっていたので、たしかこの辺だったなと調べてついにお店まで行ってみた。

やってないんかーい!

潰れたのかな?
お昼時だし、今やってないんだったら店が開く気がしないな。

勝山といえば、、、住吉飯店があるな。
随分前に親父と釣りの後に一度だけ食べたことがあるけど、爆盛りの強烈な思い出がある。
久しぶりに行ってみようか。

住吉飯店

広めの駐車場がお店の裏にあるんだけど、お店の手前の路地を入っていくと空き地にあります
お店の前まで行っちゃうと細い路地を戻るハメになるので気をつけましょう。

ここの人気名物メニューは、もやし麺
えびそばも人気らしい。
各種麺類、飯類や、一品料理も充実している中華料理店。
恐らく、どれも大盛り・爆盛り。

美味しいと評判のえびそばに心惹かれたけど、久しぶりだし、以前も食べた気がするけどここは名物もやし麺にしてみよ。

もやし麺 ¥840

うわぁ。。。
伝わるかなぁ、、、このド迫力。
表面張力の向こう側へようこそ。
はみ出そうがこぼれようがお構いなし。
器は丼の下にさらに二枚の皿で受けていて、こぼれ放題。

TVチャンピオンだな。
僕はフードファイターだ!と自分に言い聞かせて、山を崩さないようにひたすらあんかけのもやしを掘っていく。
熱々のとろっとろ。
もやし、大袋2つくらい入ってんじゃなかろうか。
掘っても掘っても麺なんて見えません。

醤油ベースで、シャキシャキのもやしたっぷりに、人参、玉ねぎ、椎茸、きくらげのあんかけだ。
ぶりぶりのきくらげがいっぱいでうれしい。
酸味がけっこう効いたスパイシーで濃厚なあんかけで、スライス椎茸の味と香りがとても強い。
自家製?のメンマも味が濃厚。
麺は、、、覚えてない。
ってことは無いけど、たどり着いた頃にはだいぶ伸びてますな。
細麺です。

これで普通盛り。
大盛りにする人も多い様だけど、大盛りってどうなるんだろ?

かなり味が濃いので、水がぶ飲みしながら無心で食べる。
野菜いっぱいでうれしいし、美味しいけど、味わってる余裕なんて無いさ。
どうしたら減るんだろうって必死。

だいぶ減ってきた。
うぇっぷ。。。

ちょっともやしが残っちゃったけど、ほぼ完食。
がんばった。
次回はえびそばか、ご飯物にしよ。

内房へお越しの際は、是非チャレンジしてどうぞ。
美味しいよ!

お腹いっぱいすぎて動けないけど、午後からの釣りも頑張ろう。

勝山 舟藤堤防

午後の部は、勝山港の脇にある地磯と堤防が合体した、舟藤堤防へ。

勝山港は地理的には知ってはいたものの、メイン通りに面していないので実際に行ったのは初めて。
その隣の舟藤堤防はネットで見つけたアオリイカの高実績ポイントらしい。

勝山港を通り抜けて道を奥へと進むとこじんまりとした堤防を見つけた。
堤防入り口に、車を停められるスペースが5,6台分と、公衆トイレがある。

堤防正面の小島はみさご島。

左前方の沖には、大きな無人島の浮島が見える。

堤防先端部は一段低くなっている。

最先端部分の台座は、満潮になるとほぼ水没するので波が穏やかでも濡れる。

堤防には各所に墨跡が多数。
期待できるぞ。

堤防右側は砂浜の海水浴場なので、浅くて釣りにならない。
左側をメインで攻めて、正面の小島との間もちょくちょく探ってみる。

ここもベイトはいっぱい。
足元2~3mは藻がびっしり生えているのと、岩があるので回収時に気をつけないと引っかかる。
その先は急に深くなっているが、そんなに水深は深くないようだ。

磯と堤防が合体した、隠れ家のようなポイントだ。
僕が知らなかっただけで有名なのかもしれないけど。

午後の部、14時開始。

さっきとは別の邪道エギを試す。

エサ巻きスッテって書いてるし、裏面見るとどうも船釣り用みたいだが、まぁ似たようなもんだしいいでしょ。
キビナゴとイワシと買っちゃったので、どんどん使って減らさないと。

藻場も多そうだし、良い雰囲気なんだけど、ここでもアタリなし。
メタルジグも積極的に投げていくが音沙汰なし。
今日は大潮で潮も良いと思うんだけどなぁ。。。

日が暮れていく。

暗くなってからが本番、のつもりなんだけど、暗くて見えなくなってきた頃に根掛かりでルアーとリーダーロスト。
暗い中でリーダー結ぶのはなかなかの難易度だぞ。
四苦八苦しながら結び直す。

夕焼け綺麗だな〜

足元も見え辛くなってきたのでショアジギングはもう終了だな。
さすがに危ないなと思い、車にショアジギングロッドを片付けに行きつつ、ライトを取りに戻る。
戻る途中、堤防入り口に張られた車止めのロープに気付かず竿を持ったまま転倒してしまった。
竿が折れなくて良かったけど、左肘を思い切り擦りむいて血だらけになっちゃった。
めっちゃ痛い。
綺麗に傷口を洗って大きな絆創膏貼って応急処置。
暗くなる前にライトは用意しとかんといかんよ。。。

夕方からエギンガーがぞろぞろとやってきた堤防は昼間より賑わってきた。
やはり皆夜釣りメインなんだな。
隣のエギンガーに話しかけられて情報を聞くと、今朝3杯釣れたらしい。
足元の墨跡は彼のものだった。
きっと毎日のように通ってるんだろうな。
時間は?と聞くと、夜明け前、3~4時くらいとの事。
やっぱりか。。。
またしても果てしないなぁ。
朝から釣ってるし、そこまでは体力持たないなぁ。。。

西伊豆と同じ展開じゃないか。
真夜中がアツいってのに、明るいうちに頑張っちゃって、肝心な時間に力尽きてるパターンね。

とはいえだ、真っ暗な中で釣ってよくイカのアタリ取れるな。
明るくても怪しいのに。
ラインをテンション張ってりゃそりゃわかるだろうけどね、エギングってわりとラインがたわんでる事が普通だし、風が少しでもあればテンション張ることは不可能だし。
難易度高いなぁ。。。

その後、体力の続く限り投げ続けるも、音沙汰なし。
周りも釣れてない。
夜光虫かな?海中がキラキラしてるよ。

21時、午後の部終了。

ここは一旦撤退して、夜中〜明け方に釣ったほうがチャンスはあるんじゃないか?
撤収!


保田・吉浜埋立地(午前)
勝山・舟藤堤防(午後〜夜)

釣果 ゼロ
アタリ無し

墨跡はあるし、実際に今朝釣った人も居るし、タイミング次第だな。
場所とタイミングさえ合えば、、、
それが一番難しい。。。

本日のキャンプ地

本日のキャンプ地は、ちょっと北に戻って、午前中に釣っていた保田の

道の駅 きょなん

ここを本日のキャンプ地とする!

釣り場に停めたまま寝ても良かったんだけど、トイレがあまり綺麗じゃなかったし、狭い駐車場で人の出入りも激しいと起きちゃうし。
静かで広い駐車場と綺麗なトイレを求めて、安定の道の駅へ。

道の駅 きょなんの駐車場は、道路や施設からは奥まったところにあって、寝るには好都合。

コンビニでお夜食買って、

保田で一泊!

いや、仮眠のつもりです。
夜中、暗いうちに起きてリベンジするつもり。
起きれたらね。。。

ただ、天気予報をみると雲行きは怪しい。
ダメかもしれん。。。

おやすみなさい。

次回予告、
「嵐襲来!結局のんびり温泉グルメ旅!?」

臨機応変ですよ。

ではまた。RTB。

ちゃたけ

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