【アコウ】憧れの魚は旨かった!【キジハタ】

ちゃたけです。

お久しぶりでございます。

前回の記事は、、、館山でカツオでしたか。
随分前だな。
あれからしばらくは、暑すぎて朽ちてたような。。。
どうもあの前回の釣りで頑張りすぎたのか、右手首の関節がずっと痛くて治らず竿を振れる気がしなかったのと、暑すぎて釣りなんてしてる場合でもなかったので、次はどこに釣りに行こうかなと期待と妄想を膨らませてイメトレに励んでおりました。
で、やっとこさ行ってきました。
それはまた次の記事で。
長旅だったので長編になるかも?

つい最近、お仕事したアーティストのサンプルCDをわざわざ自宅に送って頂いた。
経費削減の為か、近年ではあまり頂くことも少なくなったので嬉しかった。
久しぶりにジャケットのクレジットに自分の名前を見た気がする。
それは、ひと仕事終えた達成感と、次への自信にも繋がるので意外と大事なこと。

どうせiTunesに入れるから配信ダウンロードの方が楽だし、ケースが邪魔にもなるけども、やっぱりCDとジャケットを手に取るとありがたみが違うわね。
ダウンロード販売でもクレジットとか歌詞とか、ジャケットも丸々ダウンロード出来るようにしてくれればいいのにね、ってずっと言ってるな。

この2年程、全ての楽曲で主にMIXを担当させて頂いてきた、“レルエ”というバンド。

そのレルエ待望のデビューミニアルバム「UNITE」です。

“突き抜けるハイトーンボイス、バイオリンとエレクトロサウンドが織り成すリフレイン、個性的なギターサウンドが特徴的なドリームポップバンド。”

ってYouTubeのプロフィールに書いてある。
そう、そんな感じ。
ドリームポップバンドって言葉、すごいな。。。
新しい時代のエモーション感じる、アナログとデジタルが融合したとても心地の良いサウンドに仕上がっておりますよ。

今、レルエが来てます。
必聴です!(ダイマ)

YouTubeでMV観れますよ。

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【アコウ】憧れの魚は旨かった!【キジハタ】

さて先日、美味しい味噌汁でも飲みたいなと、なんかいい感じの具を探しに駅向こうの角上魚類へ。
ちょっと前に行った時には、手頃な大きさの”丸かに”という蟹がお安く売ってたのでそれを狙って行ったんだけど、蟹なんてさっぱり売ってなかった。
蟹のお味噌汁、飲めじ。
鮮魚コーナーは一期一会だな。
シーズンもあるし、水揚げと流通で毎日コロコロ商品が変わるから、食べたいものを見つけたら即買わないと、次なんてあるかどうかわからない。

なんかいいものないかなぁ〜と店内を物色していると、氷に並べられた姿売りコーナーに目が止まった。
角上魚類の姿売りコーナーにはいつも新鮮で立派な1匹丸ごとの目玉商品が並んでるんだけど、その日見つけたそれに目が釘付けになった。

アコウ(キジハタ)だ。

初めて生で見た。
ずっと憧れていた魚。
いつか釣りたい魚。
美しい。。。

関西では、「冬のふぐ、夏のあこう」といわれ、珍重される高級魚。
お魚図鑑でも、”究極の美味”とある。
お店で食べたらいいお値段するけど、釣り人にとってはわりと手軽に釣れる馴染みのある根魚。
だがそれは、関西〜九州や日本海のお話。
関東では魚屋で見たことも無いし、釣れるなんてあまり聞いたこともない。
船で沖に出ればチャンスもあるんだろうけど、陸っぱりからじゃ生息してるかも怪しいので期待薄。
伊豆くらいまで行けばもしかして居るんだろうか。
当然、食べたことは無い。
釣り動画を見るようになって、しょちゅう釣れては美味しく食べているのを指を咥えて見ていたのだ。

こんなチャンスはそう滅多にないぞ。
ほんとは自分で釣って初めて食べたいと思っていたけど、そんなことは言ってられん。
迷わずお持ち帰り。

でっかいアジも一緒にお持ち帰り。

アジ ¥250 ×2
アコウ ¥500 ×2

安っ!
高級魚とは、、、

これがアコウ(キジハタ)。
オレンジ色の斑点が特徴的。

さて、何して食べようか。

アジ

アジはシンプルにお刺身と、先日バッテラ用に買ってみた木型を使って押し寿司にしてみよう。

サクッと三枚に卸してサク取り。
アジは流石に慣れたかな。
大きいとすごく捌きやすい。

炊きたてのご飯にすしのこ混ぜて、

押し寿司の木型に、皮目を下にして魚をサクのまま隙間なく並べたら、万能ねぎを振って

酢飯を敷き詰めて

ぎゅっと押す。
押しては回転させてまた押す。

ひっくり返して底板を押し上げて、ガイドに沿って包丁で切り分ける。

崩さないように木枠から抜けば

アジの押し寿司の出来上がり。

久しぶりに使うと、どっちが上だっけ?ってなるけど、逆さまに作って最後にひっくり返すって覚えとけば迷わない、はず。

残ったアジは刺身用にスライス。

アコウ(キジハタ)

アコウは余すとこなく食べるぞ。

鱗を取ってから、頭を落として内臓を出す。

骨が超硬くて頭を落としたり、兜割りするのに難儀する。
包丁だと怖いので、硬い所はキッチンバサミを活用して安全に強引に。

腹を割いた時点で高級魚としての格の違いを実感する。
内臓すら全然臭くない。
というか、すでに良い匂い。そして綺麗。
内臓すら美しい。
腹膜なんてパールに七色に輝いてる。
なんかもう、全てが気品に溢れてて、切れない包丁で無理やり頑張ってるのが申し訳なくなってくるわ。

3枚に卸してサク取り完了。

大した大きさじゃないけど、脂がかなり乗ってるのかヌメリとは別の味わったことのないヌルヌルに手こずる。

サク取りした身は、さらに半分に切って中骨を切り分けて、
1匹は皮を引いてからお刺身用にスライス。
もう1匹は皮付きのまま、

熱湯をかけて氷水に浸けて霜降りに。
脂が浮いてる。
キッチンペーパーで水気を拭いて、薄くスライス。

刺盛り完成。

皮付きのは、お刺身&しゃぶしゃぶにする。
アコウは皮目が旨いとのことなので、皮付きで食べるのが楽しみ。

今回は張り切ってすだちも買ってきた。
庭で採れた大葉も敷いてみた。

頭やヒレ、背骨や腹骨、皮、肝・胃袋などのアラは全て鍋に入れて、水と酒で煮立たせて

丁寧にアクを取って、塩と少々の醤油で味付けて

アコウの潮汁(お吸い物)の出来上がり。

アコウ(初)とアジの宴

完成。

いただきます!

アジは、、、まぁ、アジだ。
安定の旨さ。が、ちょっと大味だったかな。
面倒臭くて今回はやらなかったけど、酢でシメて〆アジにしたほうが押し寿司には合うかも。
安かったから調子に乗って一緒に買ったけど、大きかったからすごい量だな。。。

さ、待望のアコウだ。
醤油にすだちを絞って頂く。
刺し身は、さすが根魚、モチモチブリブリ。
上品ないい香りとしっかりとした歯ごたえ。
甘い旨い!
皮付きの刺し身は、皮目がコリッとより食感が楽しめて、香りも強い。
皮付きの方が美味しいかな。
潮汁(お吸い物)は、なんとも芳醇な気品高い香りの出汁。
丁寧にアクを取ったおかげか、見た目も味も濁りなし。
一緒に入れた肝は濃厚で、胃袋はコリコリでめちゃくちゃ旨い。
臭みなんて皆無。
ここは高級料亭かな?
皮引きして出た皮も入れたけど、皮だけってのはあんまり舌触りが良いもんではないんだな。
皮付きの刺し身を潮汁でしゃぶしゃぶして、半生にしてすだちを絞ったポン酢で食べる。
うめぇ〜〜〜。正解!
醤油もいいけど、ポン酢が合う!
すだちGJ!

食べきれなかった残りの刺し身はキッチンペーパーとラップをして二日目に持ち越し。

アコウとアジの海鮮丼

一日寝かせたおかげか、ブリブリの歯ごたえは少しモッチリと柔らかめに。
旨味も増した気がする。
やっぱり皮付きのが美味しい。
皮の表面のオレンジの斑点が、口に運ぶときに若干毒生物的な、毒イモリ的なイケナイ感を醸し出しててちょっと抵抗はあったけど、
贅沢な丼だ。
旨し!!!

アコウ、堪能しました。

ごちそうさまでした。


憧れていた高級魚、アコウ。
捌いてみて食べてみて、格の違いや気品をビシビシ感じました。
ほんと美しいわ、この魚。
ありがとう角上魚類。
煮たり焼いたり、もっといろんな食べ方もしてみたい。

いつか釣りたいわ〜。
もし釣れたら嬉ション漏らすかも。
どこ行けば良いんだろ。
日本海?遠いなぁ。。。
九州?果てしないなぁ。。。
車中泊しながら行けばなんとかなるかなぁ。

次の釣りはいったいどこで何を釣ったのか。
乞うご期待、しちゃダメ絶対。

ではでは。RTB。

ちゃたけ

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