【海釣り】おーい、磯野ー!釣りしようぜ! カツオ釣れたよ@南房総・館山【釣り&料理編】

ちゃたけです。

35℃オーバーの連日の猛暑日も、ちょっと落ち着いたのかな?
ザッーと雨が降ってくれるといいんだけどねぇ。

忍び寄る台風が久しぶりの雨をもたらしてくれそうだけど、、、
遠く離れたノーマークだった台風が急旋回して関東に直撃っておかしいだろ!
曲がりすぎ。
コントローラーで操縦してんのは誰だ!?

猛暑日連チャンの初日、そんなアチアチな日々になるなんてその時は知る由も無かったけど、南房総・館山に釣りに行ってきた。
夏が本気出す前に行っとかないと暑くてもう行く気無くすかなぁと思って勇気を出して行ってみたけれど、その日からちょうど本気出してきたらしい。

まずは釣行前の準備から。

メタルジグ改造 その2 & 新ルアー導入

前回の三浦半島での釣りの前に、塗装がすぐ剥げちゃうメタルジグへの対策として透明の収縮チューブでコーティングしていた。

ちゃたけです。友達と三浦半島・油壺へ釣りに行ったら、ついに狙ってたあの魚が釣れた!ショアジギングで釣れた念願のあの魚で究極の味噌汁作るよ!


結果的には1匹カサゴが釣れたし、収縮チューブのガード性能は良かったんだけど、やっぱりどうもホログラムのキラキラ反射や蓄光テープの光が、チューブの濁りで遮られて半減してしまっているのが気になっていたので、別の手段も試してみた。

メタルジグ改造 その2

一部のメタルジグから収縮チューブを剥がし、フックも全て外してから、DAISOで買ってきたマニキュアのトップコートを塗る。

乾いたらもう一度、二度塗り。
ぶら下げてるフックは、針金を適当に切ってS字に曲げただけ。

トップコートのきつい匂いが部屋に充満して頭痛い。。。

新ルアー購入

気づいたらルアーのレパートリーがDAISO ¥100メタルジグばかりになってるし、他のタイプも使ってみたいなと思ってAmazonでポチッと。

オルルド釣具 メタルバイブレーションⅡ 7.5cm 30g 5色×3セット(15色セット)

シーバス・ヒラメ・サワラ・タチウオ・ブリなど、幅広い魚種に有効なメタルバイブレーション
いわゆる、鉄板バイブだ。

サワラとかタチウオとか、房総や神奈川のオカッパリからじゃあんまり縁が無さそうだけど、メタルジグ以外の選択肢としてレパートリーに追加した。

ブラック単色は釣れるのか?と疑問だったので、蓄光テープを貼ってグロー仕様にしてみた。

釣り具屋でメーカーのメタルバイブレーションは大体¥700~¥1,000くらいはするけど、オルルド釣具のメタルバイブは1個あたり¥300くらいなのでお財布に優しく、根掛かりを気にせず投げれて助かる。

重さのレパートリーも豊富で、5色セット(5個入り)や、5色×3セット(15個入り)などがある。

メタルジグもレパートリーが豊富で、さらに単価が安くコスパが高い。
DAISO ¥100ジグも優秀だけど、いかんせんレパートリーが少ない。
オルルド釣具のルアーはコスパ重視でバリエーション強化のまとめ買いにいいかも。

メタルバイブレーションも早速、トップコートを塗ってコーティングしておいた。

大漁のメタルな干物。

これでも塗装がすぐ剥げちゃう様なら、残る手段はウレタンコーティングしかないか?

これでしばらく投げるルアーには困らないかな。
安いとはいえ、買いすぎ。

よし、館山で投げまくるぞー!!!
せめて「アタリ」を感じたいっ!

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おーい、磯野ー!釣りしようぜ! カツオ釣れたよ@南房総・館山

ショアジギングを始めるだいぶ前にも館山に釣りに行った事があった。
場所は沖ノ島護岸と人気有名ポイントの自衛隊堤防
オキアミ餌でフカセ釣りとチョイ投げ。
館山まで行けばそりゃ良い魚が釣れるだろうと期待して行ってみたものの、釣れたのは痩せ細った小サバのみ。

釣れなかったけど雰囲気は良かったし、調べると実績はとても高い。
自衛隊堤防なんて館山で一番人気のポイントで連日釣り人で賑わっている。
まぁ、なんちゃってな装備で適当に釣ってたからなぁ。
ショアジギングならどうだろうか。
真面目に釣ってりゃ今度こそ何か良い魚釣れないかなぁ。
リベンジだ。

前情報で、自衛隊堤防では毎年恒例のマルソウダガツオが釣れていて、お祭り状態らしい。

沖ノ島護岸

場所は、自衛隊堤防を越えた先、海上自衛隊・館山航空基地の外周道路で、沖ノ島周辺の護岸。
アオリイカ・シロギス・サヨリ・マゴチ・メジナ・マダイなんかの実績がある。

夜中暗いうちに向かったのは、沖ノ島手前の北向きの護岸で、浅瀬の沈み根を避けた真ん中辺り。
沈み根の根掛かりを避けつつ、ギリギリを攻めて根に付く魚も狙うつもり。
うっすら明るくなるのを待ってキャスト開始。

音沙汰なし。
左手に見えている浅瀬の根以外にも、見えないけれど沖には沈み根が点在してるようで、海藻も濃いようだ。
早々に根掛かりで新品のメタルバイブレーションどころかリーダーもロスト。
ぐぬぬ。。。
負けねぇ。
冷静にリーダーを結び直して投げ続ける。

メタルバイブレーションは初めて使ったけど、引いてくるとブルブルと振動が手元に伝わってくる。
足元で海中を引いて見てみると、ブルブル震えるように泳いでいる。
これがバイブなのね。

振り返ると後ろは館山航空基地のフェンス。
ヘリの滑走路があるので頻繁に離着陸していて、頭上を飛んでくると迫力がある。

朝焼け。
護岸から右。
館山港方向。

護岸から左。
護岸の先が沖ノ島

護岸から正面。
対岸は富浦の大房岬

明るくなって気づいたが、正面の大房岬・南ケイセンというよく行っていた釣り場の前に、何かが留まってる。

拡大

なにがしの護衛艦?と潜水艦。

テンション上った。
潜水艦見れて満足だから今日は釣れなくてもいいかな、なんて現実逃避。
だって全くアタリも無いし釣れないんだもの。。。
護衛艦がゆっくり外洋へと出ていったので、潜水艦も潜行して付いて行くのかなと潜るところを期待してずっと見てたんだけど、浮かんだまま外洋に行ってしまった。
がっかり。

それにしても暑い。
日差しが強い。
そういや今日は気温が記録的にヤバイから注意なんてニュースに書いてあったな。
昼頃にはきっと34℃くらいはあったんだろうけど、風がかなり強いので体感温度はそれほどでも無かった。

帽子とサングラス、長ズボンで日焼け対策してるけど、暑くて長袖は厳しかったので半袖Tシャツで妥協。
日焼け止め塗ったから大丈夫じゃろ!
ちょっとくらい焼けたほうが健康的!
真夏の海でこの思考は後で絶対後悔するやつ。。。

昼前まで休み休み投げ続けるも、全く音沙汰なし。
足元の海中を観察するも、小魚の姿すら見えない。
泳いでるのはシュノーケリングのおっさんと学生?のお兄ちゃん達くらい。

お兄ちゃん達は左手の浅瀬の根伝いに100mくらい沖まで泳いで潜って何か採ってる。
サザエがいっぱい採れたらしい。
羨ましいじゃないか・・・いいなぁサザエ。
密漁だけどな。

ダメだこりゃ。
海の雰囲気は良いんだけど釣れる気がしないので、お昼ご飯食べながら場所移動を考えよう。

海を眺めながらサンドイッチと生ハム&トマト冷製パスタ。
氷を入れたクーラーボックスに入れておいたのでひんやりキープ。
暑すぎて食欲無かったけど美味しかった。

さて、どこに移動しよう。
沖ノ島を越えた護岸はテトラポッドが入ってるので釣りづらい。
沖ノ島の磯はどうだろうか?
車を進めてみると、完全に海水浴場になっていて、砂浜でバシャバシャ泳いでるし島の周りの磯も観光客でいっぱい。
却下。

どっかいいとこ無いかなと考えつつ、とりあえず自衛隊堤防を覗いてみるか。
きっと釣り人がいっぱいで入れないだろうけど。

自衛隊堤防

自衛隊堤防は超人気ポイントで、常に釣り人が多い。
夜中に堤防入り口を過ぎた時も、既にパンパンに車が停まっていた。
隣の人との距離が近いとプレッシャーがお互いあるし、こんがらがってお祭りしちゃうのが嫌なのでとりあえず見るだけ。

今、自衛隊堤防では毎年恒例のマルソウダガツオが釣れていて、お祭り状態らしい。
なおさら人が多い。
車を停めて手ぶらで堤防に偵察に行くと、ちょうどマルソウダガツオがポンポンと釣れていた。
大きいものは45cmオーバーはあるかな。
かなりの迫力だ。
右へ左へギュンギュンと走っている。
こんなのが堤防から釣れるんだ。。。

マルソウダはいわゆる食卓に並ぶタタキにするあの美味しいカツオとは違って、生で美味しく食べれる魚でもなく、主に鰹節の原料にされるような魚。
足が早くてすぐ痛むし、血合いも多く、食用にするにはあまり人気が無い。
鮮度を保つのが難しく、美味しく食べるには工夫が必要。
だから、美味しそうとは思えず釣る気は元々無かったんだけど、いざ釣れてるのを目の前で見てしまったらチャレンジしたくなっちゃった。

あわよくばボウズ逃れ。

ショアジギングなんてボウズは常に覚悟のうえだから釣れなくてもいいとしても、今なら念願の「アタリ」を感じれるかも。
今まで釣れたのはアタリも無しにシャクったら釣れてたので、是非アタリを感じてみたい。

ちょうど帰る人が多くて、堤防中程に充分な空きスペースが出来た。
チャンス!
あれだけ空いてればミスキャストしても隣と干渉しないで済むかな。
急いで車に戻り、最低限の装備を持って堤防に向かう。
タックルボックスは置いていき、必要な物だけを持っていく。
代わりに、釣れたら鮮度を保つ為に氷入りのクーラーボックスを持っていく。

堤防から右。

堤防から左。

沖100mちょっとくらい先に生け簀が並ぶ。

まずは、新規導入したメタルバイブレーションを投げる。
マルソウダは常に目の前に居るわけでもなく、群れが回遊してきたタイミングしか釣れない。
かといって泳いでるのが見えるもんでもない。
回ってきたかどうかは、誰かが釣れてわかる。
時合は短く、いつ来るか、どのくらい続くかもわからない。
いつ回ってくるか、どこを回遊しているかわからないので、ひたすら投げ続けるもメタルバイブレーションには残念ながら反応が無かった。
表層だけでなく、根魚やヒラメ等の底物もチャンスはあるかとボトムも入念に探ったが音沙汰なし。
底は砂地のようで、トレブルフックを底で引いても根掛かりは無かった。

ルアーチェンジ。
買ってから未使用だった、JACKALLチビメタを試してみよう。
湾内等で小物を狙うのにいい小さなメタルジグだ。
マルソウダが追っている餌となるベイトが小さいのであればチビメタの方が有効かもしれない。

投げていると、右の人が釣れたようで竿がしなっている。
右の人の巻取りに合わせるかのように、僕のラインが右に流れていく。
なんか引っ張られているような・・・
ありゃ、お祭りしちゃったかな?

でも、おかしい。
隣の人が引いてくるウキを見ると、僕のラインの伸びる方向からして位置関係的に交差してるようには思えない。

魚じゃね?

これ、魚が咥えて引いてるんじゃね?
ビュッと合わせる。

スカッ…

あれ?乗らなかった?
何だったんだろ。。。
しゃくらず、ゆっくりチビメタを引いてみる。
すると、

グググッ

アタリだ!引いてる!!!

すかさず即合わせ。
でもまた、スカッ…

乗らねぇ〜
まだまだ!

グングングン

ぎゅい〜ん

明確なアタリと共にラインが右に走った。
すかさず鬼アワセ!ビュッ!!!

乗った!!!!!

三度目の正直でフッキングした。
右へ左へ走る魚の鋭利な引きと重みを感じながら、わりとゴリ巻き。
ドラグはあまり緩めないで多少強引に、かつ冷静に。
周りの人の仕掛に絡まりたくないし、長いやり取りは迷惑になる。
自分の目の前の限られたスペース内でやり取りして迅速に手繰り寄せる。

そんなに大きくないのが見えたので、足元まで来たら一気に抜き上げた。
まーたタモの出番無かったな。。。
いつデビュー出来るんだろ。。。
新品で綺麗なままだ。

マルソウダガツオ 36cm

ヒットルアーは、
JACKALL チビメタ TYPE-1 14g ピンクバックイワシ

しっかりと口にフッキングしていた。

あまり大きくはなかったけど、明確にアタリを感じれて、引きを楽しめて、無事に釣り上げられたので良かった。
狙い通り!
走りっぷりは、さすがカツオ。

感傷に浸ってる時間はない。
貴重な時合だ!
すぐ次のキャストを!
といきたいとこだけど、速攻で〆て捌かないと腐って食べれなくなってしまう。

釣りたいのをグッとこらえて、バケツに水を汲み、エラを切って頭をバケツに突っ込んで血抜き。
血抜きしたら腹を割いて、内臓を全部出して血合いを指で擦って綺麗にする。
海水で洗って綺麗にしたらよく冷えたクーラーボックスに入れる。
ここまで処理をしてやっと次のキャストへ。

当然、時合が終わってる・・・
でもしょうがない。
少しでも鮮度を保って美味しく頂くために。

それにしてもカツオは血の気多すぎ、グロいな。
血の鉄の匂いがプンプンする。

いっぱい釣る気は無いけれど、せめてもう一匹釣りたいなと色々頑張ったけど、その後全くアタリなし。
足元にはいろんな魚がいっぱい泳いでるんだけどなぁ。
ルアーには反応せず。
サビキ釣りの人にイワシ?がポツポツ釣れてたくらい。

帰るまでに二度と時合は来なかった。
どこ行っちゃったんだマルソウダ。

15時頃、納竿。


館山・沖ノ島護岸
釣果 ゼロ

館山・自衛隊堤防
釣果
・マルソウダガツオ 36cm 1匹

チャンスは一度限り。
厳しい。。。

マルソウダガツオをなんとかして美味しく食べる

マルソウダをどうしたら美味しく食べれるか、考えながら帰った。

刺し身もタタキも、生食はやっぱり厳しそうだ。
血生臭い味もそうだけど、鮮度が落ちると血合いに多量に含まれるヒスチジンがヒスタミンに変化してアレルギー中毒を起こすらしい。
蕁麻疹が出たり、発熱や下痢を起こしたり。
しかも、ヒスタミンは加熱しても分解しない。
なんと厄介な・・・

煮よう。
甘辛く煮て、いろいろと誤魔化そう。。。

既に現場で内臓とエラは出してあるので3枚に卸せばいい。

グロいので途中経過は割愛。

サク取り完了。
真面目に血合いを取り除いてたらずいぶん小さくなっちゃった。

一口サイズに切り分けて、

鍋に酒とみりんを同量煮立たせてアルコールを飛ばしたら、臭い消しのショウガとマルソウダガツオを入れる。

たっぷりの砂糖と醤油を入れて、落し蓋をして煮詰める。

醤油は、普通の醤油のほかに、釣り具のpointがプロデュースして老舗調味料メーカーの宇佐美本店が作ったイカの笑油だれを入れた。

笑油だれには糖類や旨味調味料やにんにくが含まれているので、甘みやコクやとろみが簡単に出せて煮物にも最適。

煮詰まって煮汁がとろとろになったら完成。

マルソウダガツオの甘辛煮。

ごはんのお供。
濃厚な甘辛さで、甘露煮みたいな感じ。
カツオの味がしっかりしているからか、なんだか市販品みたいな味になった。
なんだろう、この食べたことのある感じは、、、缶詰かなぁ。
おつまみのツナピコかなぁ。
カツオの味って強烈だな。
完パケ感がすごい。

アツアツの白ごはんに乗っけて、ちびちび食べていきます。

捌いてる途中で、試しに小さい切り身を刺し身で醤油をつけて食べてみたけど、血合いをしっかり取ったからか臭みも全くなくすごく美味しかった。
買ってきたカツオの刺し身より全然美味しい。
買ってきたカツオの身のモチっとねっとり感が好きじゃないんだけど、捌きたてだからかプリッと歯ごたえもしっかりしていて、別に不味くないじゃんね。
でも怖いから二切れだけ。

痒くなりませんように・・・


ボウズ逃れの誘惑に流されて釣ったようなマルソウダガツオ。
「アタリ」を感じたい、という目標が達成できたので良かった。

毎回毎回、チャンスは1回だけなんだよな。
そのチャンスはしっかりモノにしてるけども、、、ショアジギングはやっぱり厳しい修行ですな。
魚影が濃い自然豊かな場所で同じように釣ったらどうなんだろう?
千葉や神奈川じゃ数は望めないかもだけど、チャンスを増やす努力を積み重ねていくしかないわな。

せっかく新しく手に入れたメタルバイブレーションは残念ながら不発に終わったけれど、武器が増えてチャンスは広がったかな。
シチュエーション次第でいつか使おうと新品のままずっとスタンバイしていたチビメタの出番が来て、狙い通りヒットしたのはうれしかった。
メタルバイブでも早く何か釣りたいなぁ。
積極的にヒラメやシーバスなんかも狙ってみたい。
なんにしても、この暑さじゃなかなか海に釣りに行けないだろうなぁ。

中途半端な日焼け対策でお茶を濁していたので、帽子とサングラスより下、顔の下半分が真っ赤に焼けてしまった。
顔が紅白に真っ二つ。
ダサい。。。
そして既に顔半分と首の皮が剥けた。

こんな暑い時期は海はお休みして、涼しい山奥の渓流でヤマメ・イワナ釣りが良いかなとは思うんだけど、やっぱりエサの塩イクラが売ってない。
今シーズンはダメかなぁ。。。
1回くらい行きたいんだけどなぁ。
標高の高い自然豊かな涼しい山奥で美味しい蕎麦食べたい!

ではでは、また。
熱中症に気をつけよう!
RTB。

ちゃたけ

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