【海釣り】房総は暴風でボウズ【釣り編】

ちゃたけです。

ちょっと前の出来事。
4月初旬。
海釣りに行ってきました。

ニコニコと決別し、ストリーミングはゲーム関係はTwitch、その他はYouTubeばかり見るようになったけれど、YouTubeを見てるうちに釣り動画にどっぷりハマってしまった。
九州を中心に活動する某YouTuber達がすっかりお気に入りで、僕もあんな風に楽しく釣りたいなぁと。
釣った魚を美味しく料理して食べたいなぁと。
フツフツと釣り欲が高まっていく。

渓流は子供の時からやっていて、ある程度知識も経験もあるので、行けば釣れるという自信がある。
爆釣なんてこともめったに無いけど、初めての川でも全く釣れずにボウズって事もほとんど無い。
どんなに渋くても、根性で1匹はヤマメなりイワナなりをなんとか釣り上げてた。
釣れないだろうなという季節や場所には経験上そもそも行かないしね。

3/1から今シーズンも渓流釣りは解禁したんだけど、未だ行っていない。
シーズン中に行かなきゃなとは思っているけれど、今は興味が海に向いている。
エサにする塩イクラが今年はなぜか売ってないんだよね・・・昨年が不漁だったのかな?
去年仕込んだ自分で漬けたイクラは、皮が柔らかかったし、お正月に全部食べちゃったし。

美味しいお魚食べたい!

僕の行動のモチベーションの源は、だいたい、食べたいだ。
美味しい魚釣って料理して食べたいなぁ。

バカスカ釣って美味しそうに料理して食べているYouTuberを見ていたら、僕も釣って食べたくなった。
海釣りも子供の頃から、磯でフカセ・浜で投げ釣り・堤防でサビキや五目釣り等、一通りやってきたけど、親父に釣れられてだしブランクも長いし、自分の手持ちの海釣り道具もなんちゃってなお手軽装備しか無いし、まぁ自力でろくな魚が釣れる気はしない。

同じなんちゃって装備で西表島の上原港で寝釣りして40cmはありそうなゴマフエダイ釣ったり、ロビンソンにカヌー借りてマングローブの生い茂る川で南国の魚がいっぱい釣れたけど、あれは南国のお魚パラダイスだったからだ。
しかも、ロビンソンが餌付けしてた疑惑もある・・・
ロビンソン元気かなぁ。。。

年に一回くらいはお手軽装備持って海釣りに行ってはいたんだけどね、千葉・房総の海も劇的に魚の絶対数は減ってる様に感じるし、なんちゃって見様見真似な装備でやってるから思うように釣れなくてね。
特にリール竿は経験値が浅いし、本来、対象魚によって餌も仕掛けも変えるべきなので、適当にやってたってそりゃ釣果は厳しい。
同じ場所で渓流竿で渓流仕掛のまんまで届く範囲を狙うと、結構狙い通りに釣れるんだけどね。

昨年(2017)の真夏、内房の富浦新港&大房岬で釣った魚↓

タカノハダイ(?)

小サバ

小メジナ

カラフルなベラ(キュウセン?)

イスズミ

35cmくらいのデカいアイゴ 2匹

全部渓流竿(延べ竿)で釣った魚達。
なぜなら、、、開始早々にリール竿でフカセ釣りしてたウキが根掛かりでことごとく失ったから。。。
振り返ると色々釣れてるじゃん!て思うけど、アイゴ以外は可愛いおチビちゃん。
即リリース。
アイゴは大きかったし、磯から延べ竿でかなり格闘して釣り上げたので、せっかくだからと持って帰って食べたけど、夏の磯魚は臭い・・・

経験値の差だなぁ。
リール竿だとどうも釣れる気がせん。。。

でも、また釣りたくなっちゃった。
美味しい魚食べたい。

貧弱な装備でも、穴釣りでカサゴくらいなら、いや、サビキでアジくらいなら釣れんじゃね?
アジ釣れたら美味しいよねぇ。
あ、南蛮漬け食べたいっ!

よし、行こう。
ダメ元で行ってみよう。

向かうは全く土地勘の無い南房総・千倉辺り。

狙いは、、、磯だったらオキアミでフカセ、堤防からならジェット天秤でチョイ投げ、テトラでブラクリで穴釣り、あとはサビキでなんか釣れたらいいな。
メタルジグもエギも投げてみようかな。
とりあえず、行ってみて釣り場所探して考えよう。

※初めに言っときます。
釣果ゼロ…ボウズです。

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房総は暴風でボウズ

夜中0時頃、準備して出発。
今回こそリール竿で釣りたい。
渓流竿は置いていこう。

房総半島をひたすら南下して下道を走る。
目的地まではざっくり100km。
吉野家で牛丼食べて腹ごしらえして、君津にある24時間の釣具屋さんでエサを買う。
釣りに行く途中に寄る真夜中の釣具屋さんは無性にワクワクするよねぇ。
釣れる気しかしないもの。
付けエサ&コマセ兼用のオキアミブロックと、穴釣りやらチョイ投げ用のイカの切り身と、氷と、良さげなウキやら仕掛けをちょこっと買い足して更に南下。

寄り道しながらも家から3時間程走って、千倉エリア到着。

下調べしてあった漁港をいくつか廻ってみるも、入れると書いてあったはずの堤防がかなりの確率で立ち入り禁止の看板が設置されてる。
むむむ・・・
釣り人と漁師や漁協とのトラブルで、立ち入り禁止だったり釣り禁止になる堤防が年々増えているとは聞いていた。
釣り人のマナー違反が原因ですな。
走り回って釣りが出来る場所を探すしかない。

真っ暗な中、千倉港の防波堤に行ってみると、

風強すぎぃ!!

予報ではせいぜい3~5m/sだったけど、台風並みの暴風だ。
時折雨も混ざる。
漁港の内海ですら波がうねってしぶきを上げている。
外海なんて荒れまくってテトラに当たる波が轟音を上げてる。
怖くて水際なんてとても近づけない・・・

ダメだこりゃ。

風が治まるまでは釣り出来んな。
とりあえず、、、寝るか。

行ったり来たりしてる間に、仮眠するならここが良いかなとアタリを付けてあった、白間津港横にある南房千倉大橋公園の駐車場に車を停める。
トイレがあるから安心。

夜明け直前の南房千倉大橋公園から

車を車中泊モードにして(寝袋敷いたまんまなので、荷物どけるくらいだけど)横になる。
フルフラットなので快適快適。

ちゃたけです。前回、倒したシートの隙間を自作のテーブルの様なもので工夫して埋めてフルフラットなスペースを拡張した。その続き、モビリオスパイクのフルフラットな後部スペースに、快適快眠な車中泊ベッドを作るよ。

風の音がゴーゴーと煩くて車が揺さぶられる中、3時間程寝たかな。
風の音と揺れのせいか恐ろしい悪夢を見て冷や汗びっしょりで起きる。。。

すっかり夜が明けて外は明るくなっていた。
全く風は治まってない。
寝る前は居なかった隣に車が停まっていて、親子かな?老人と若い青年が釣り支度をしていた。
この風と波の中釣る気??死んじゃうべや。

二人は公園から岩場を降りて橋の下に伸びる防波堤の先端で釣り始めた。

絶対落ちないでね。
堤防の向こうは潮の流れが川の様に早いし、風でアタリなんてさっぱりわからないんでないかな。

午前9時頃、
風向き・強さ的に南房総はどこも厳しいと判断し、千倉〜館山の海岸沿いの道を走って風裏を探しつつ、今後のために釣り場を調査しよう。
ドライブには絶好のロケーション。
お天気は最悪。

寄れそうな漁港を見たり、海岸沿いの道の駅に停めて海を見たり、初めて走る場所なので釣れそうな良い場所はないかと見て回る。
風裏になりそうな磯や、なんとか釣りになりそうな堤防や漁港は釣り人が入っていたが、風が強いから普段よりは全然少ないんだろう。
磯って普通黒いゴツゴツした岩のイメージだけど、南房の磯は白い岩でツルツルしてるところばかりなのね。
白化ってやつかな。
磯は規模が大きくて荒々しいし根がきつそうで、なんちゃって装備では歯が立たないだろうな。

館山までかなりの距離を走って見て廻ったが、いまいち竿を出したくなる場所が見当たらなかった。
風が無ければ見え方も変わるんだろうけど。

結局、勝手知ったる何度か行ったことがある富浦新港まで走ってしまった。
ここなら風裏っぽいし、堤防も釣りやすいしテトラも程良く入ってる。
ここもトイレがあるから安心。
たまに突風は吹くけれど南房総に比べたら全然マシ。
波も穏やかだ。
考えることは皆同じだったのか、富浦新港の堤防にだけ釣り人がいっぱい居るじゃないか。
よし、ちょっとやる気が復活したぞ。

堤防から2.1mの万能チョイ投げ用みたいな竿で、ウキとコマセ網付けてサビキ釣りしてみたり。
1.8m程のトラウト用のルアーロッドにブラクリつけてテトラで穴釣りしてみたり。
アオリイカ釣れないかなぁとエギ投げてみたり。

色々やってみたけど、な〜んも釣れん。
アタリすら無し。
海に生命反応が感じられない。
周りもほとんど釣れておらず、内海でメッキが1匹釣れてたのと、堤防の根元で地元の人らしき方がクロダイとアジを数本上げてたくらい。
釣り場を知り尽くした地元の人はやはり強い。

コマセ&サビキですら何も釣れないとは。。。
一度だけアジらしき魚が寄ってきたけどかからじ。

4時間ほど頑張ったけど可能性を感じられずに終了。
惨敗。

まだ明るかったので、大房岬を挟んだ南側の南ケイセンを見に行こう。
ここも子供の頃から何度も来たことがあって、良いサイズのメジナを何度も釣ったことがある実績高い人気の釣り場。
冒頭の、昨年の夏に渓流竿でデカいアイゴ釣ったのもここ。

砂浜と地磯の中に、船を係留するであろうコンクリートの護岸が一部分だけあるんだけど、昨年の秋の台風で護岸が崩壊して無くなったと親父が言っていた。
護岸が無くなるってどういうこと??
好きな釣り場だったので、それを確かめに行きたかったのだ。

大房岬の頂上の駐車場に車を停めて、竿とポケットに入る分のメタルジグとエギだけ持って山道を降りて南ケイセンに向かう。

海岸に降りる道の最後の部分は崩壊し、進入禁止になっていた。
人が乗って動くような小さな石でもないし、その先にバンバン人が行っていたので、気をつけながら安定している部分を歩いて下まで降りてみた。

ほんとに崩壊してた。

ここはコンクリートで平になった釣座だったのに、全部波で剥がされて基礎がむき出しになっていた。
無残。
自然のチカラは恐ろしい。
剥がされたコンクリートは隣の浜に打ち上がっていた。

地元のおじさんが話しかけて来たので状況を聞くと、半年程経った今でも、破壊された付近の道路も復旧していないらしい。
予算も少ないし、この護岸が復旧されることは恐らく無いだろう、と。
ここは安全な釣座だったし魚影も濃い場所なのでファミリーフィッシングにもってこいで、夏は小さい子供たちも釣りを楽しめてた場所だったので非常に残念。

夕暮れ時、突堤の先端や磯からジグやエギを投げてみたものの、釣れるわけもなく、びっしり生えた海藻に根掛かりしてロストしまくってしまった。
余計なことした。。。

日も暮れて、今回の釣行はここまで。
完全に惨敗。

敗因は・・・
まず、魚が居ない
風が強すぎたってのもあるけど、潮も調べてないしね。
そもそも装備・釣り方に問題点だらけ。
目標がはっきりしてない。
あれもこれもなんちゃってな装備でやってもやっぱり簡単には釣れないわな。
それでも魚が豊富で活性が高ければ釣れるけど、千葉の海ではなかなか厳しい。
九州やら五島列島やら沖縄の離島なんかとは根本的に違う。
あんなお魚パラダイスと一緒に考えちゃダメ!

う〜ん、まずは釣りたいジャンルを絞ってある程度装備をしっかり揃えないとなぁ。
あ、道具のせいにしたな?
何事も形から、ね。


これを書いてる現時点では、釣りたいジャンルはもう決まってるんです。
かなりロマン高めな、これまた千葉じゃ釣れそうにないジャンルだけど。
装備もある程度整えました。
それを持って釣りにも行ってみました。
さて、釣れたのか?
それは、追々。
後ほどゆっくり書いていきますよ。

次回、
【海釣り】房総は暴風でボウズ【料理編】

…釣れてないのに?
ボウズで料理??

帰り道に美味しそうな地魚売ってるスーパーがあるじゃろ…

ではでは。RTB。

ちゃたけ

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