【内房釣り旅 #2】嵐襲来!結局のんびり温泉グルメ旅!?

ちゃたけです。

釣り動画は毎日のように日課として見ているが、その流れで最近テント泊の登山動画をよく見ている。
北アルプスや南アルプスの3000m級の山々へ、最寄りの駅から電車とバスを乗り継いで、登山口から10kg以上の装備を背負ってGoPro付けて登って、山小屋でテント泊して頂上へアタックして、また降りてくる。
いや〜いいね。
まるで自分が登ってるかのような気分にさせてくれる。
絶対自分じゃ登らないし登れないけど、道中の素晴らしい景色や苦難も疑似体験出来て、のんびり観ながらもワクワクさせてくれる。

テント泊は面倒くさがって自分ではやるつもりがないけれど、すごく魅力的ではある。
車で、そんな山々の頂きが望めるような山奥まで行って、野外でご飯作って食べて、車中泊を楽しむくらいは僕にも出来るな。
動画見てると、登山道の脇を流れる源流が素晴らしく、天然のイワナが釣れそうで竿を出したくなるんだよなぁ。
登山者に混じって、竿持ってちょっとだけ登ってみようかな。
すぐ川に降りちゃうけど。
ま、禁漁期間なので来年の春までお預けなんだけどね。。。

内房釣り旅 #2は、仮眠をした道の駅 きょなんの深夜の駐車場から。
二日目の行程です。
二日目はどうにもお天気が悪く、結局釣っておりません。

釣り旅なのに天気が悪い、釣りが出来ない。
そんな時は帰るか留まるか、非常に悩みどころ。
だがしかし、車中泊出来るので宿の心配は無用。
行程だって自由自在、行きたいとこに思いつくまま行けるのだ。

ということで、次の日の天気予報を調べ、深夜には回復すると睨み、釣り旅恒例の時間稼ぎとなった温泉グルメ旅に臨機応変に変更だ。

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嵐襲来!結局のんびり温泉グルメ旅!?

昨晩のキャンプ地、

道の駅 きょなん

で、深夜1時すぎに仮眠から目覚めた。
深夜〜明け方の恐らく一番アツい時間帯に、墨跡のあったチャンス濃厚な釣り場にて再チャレンジするつもりだった。

ところがどっこい、大雨。
目覚ましで起きたんじゃない、豪雨と暴風の音で起きちゃったのだ。
トイレに行きたいんだけど、傘が無い。。。
前回の旅の途中、山梨のどっかで忘れてきて失くしちゃった。
しょうがないから車をトイレの前まで移動させて最短距離だけ外に出る。

冷んやりした外の空気が気持ちいいので、トイレ前の軒下の喫煙所で一服していると、エギンガーらしき3人組がやってきて釣りの支度を始めた。

え?これから釣るの??この天気で???

コンビニでも売ってるような透明の雨ガッパを着込んで、タックルやライト等の装備を準備している。
そのカッパでも雨は凌げるだろうけど、動きづらくないのか?
もちろんライフジャケットなんて誰も着てない。
スパイクブーツや磯靴も履いてない。
オシャレスニーカーだ。
車を置いてここから歩いて行こうとしているので、保田の漁港か目の前のテトラで釣るつもりだろう。

死にに行くのかな・・・?

この時、大雨・強風・波浪・雷と、注意報がフルコースで発令していた。
暴風で海は時化てるし、雨でテトラも堤防も濡れてるし、恐らく波も被ってるだろう。
テトラから転落したら一巻の終わりだぞ。
それでも釣りたいんだな。。。
見ず知らずの他人だから止めもしないし勝手にすればと思うけど、身内や知人なら絶対止めるな。

そんな危険を冒してまで釣った魚に価値はあるんだろうか。。。

つい先日も、四国でイカ釣り中の高校生が堤防から落ちて亡くなったとニュースで見た。
誰も自分が落ちるとも思ってないし、気をつけてはいるんだけど、万が一落ちた時のことを考えて釣りをするべきだろう。
ライフジャケット着用したり、グリップの良い靴を履いたり、堤防や磯ならよじ登ったり這い上がれる場所を予め探しておくとか、やるべき対策はいっぱいある。
でも見ている限り、出会う釣り人のほとんどは無防備だ。
おまけにルールもモラルもあったもんじゃない。
そりゃいつか事故るよ。。。

安全第一なおっさんは、車を駐車場の奥に戻して、二度寝だ。
予報を見る限り今日は釣りできないなと悟ったので、時間も気にせず車中泊を楽しもう。
車の天井に打ち付ける雨音が心地いい子守唄になる。
ゴォーーーーッっと轟音を立てて雨が打ち付けるので、心地いいなんてレベルじゃ無いし、風で車が揺さぶられてるけど、車内にいれば安心安全。
これがテントだったらたまったもんじゃないだろうな。

本日の温泉 笑楽の湯

昼前までぐっすりと気持ちよく寝た。
嵐は過ぎ去ってはいるが、雨風がまだ少し残ってるし、海は時化たままだ。

とりあえず、お隣のスーパー ODOYAへ移動して目の保養。
何かいいもの売ってるかな?
う〜ん、いまいち。
地魚は多少あったけど今買っちゃダメだしなぁと手ぶらで帰ろうとしたけど、以前ここで買ったゼリーが美味しかったのを思い出した。
今日も売っていたのでお土産にいっぱい買い込んでみた。
CGCってメーカーというか、ブランドの果実ゼリー。
別にここの名産でもなんでもなく全国に売ってるし、なんなら作ってるのは”たらみ”なんだけど、近所にはどこにも売ってないのよね。
ODOYAでしか見たことない。
CGCってのは全国のスーパーマーケットが加盟したグループチェーンらしく、要はそこのプライベートブランドの商品なんだな。
黄金パインゼリーが大のお気に入り。
ほんとにびっくりするほど美味しいのだ。
他に、マンゴーや白桃も食べたが、どれも美味しい。
自然な甘さで、フレッシュな熟れた果実そのまま齧りついてるようなみずみずしさ。
今まで食べた他のゼリーは何だったのか?と思うし、”たらみ”が作ってるなら他の商品も本気出せし!って思う。
それぐらい別格なゼリーなのだ。
見た目は普通だし¥150くらいで安いんだけど。
近所でも売ってくんないかなぁ。

さて、温泉でも入りに行こうか。
昨日の汚れと疲れを落としたい。
釣りできないなら、、、温泉とグルメでしょ!

内房や南房総をウロウロしてて、いつも日帰り温泉やSPA的なのを探すんだけど、どうもパッとしないのよね。
ポツポツとあるっちゃあるんだけど、なんだか気軽に入る気にならない。
よっぽどうちの近所みたいな市街地の方が日帰り温泉はいっぱいあるんだよね。
逆に、海沿いに漁師さんがいつでも入れるようにと作られた24時間営業の温泉てのもいくつかあるんだけど、内湯だけだし、、、漁師さん相手って聞くとなんだかお湯が熱そうじゃん?と尻込みして利用したことがない。

今回もなんかいいとこないべか?と調べていたが、そういえば道の駅のトイレの入口に知らない温泉の紹介写真があったな。
HPを見てみると、なかなか良さそうだ。
ここに決めた!

笑楽の湯

入浴料 
町外在住者 大人¥500 子供¥250

営業時間 
午前10時〜午後3時30分(平日)
午前10時~午後6時30分(土・日・祝)

休館日
毎週月曜日(祝日の場合は翌日)年末年始

海沿いの道127号線から内陸に4~5km走ったのどかな里山の中の温泉施設。
露天風呂は無いが、外に面した側は一面ガラス戸で、風呂の目の前には桜の木や竹林があり、ガラス戸が空いているので半露天風呂状態。
自然を眺めながら、外から風が吹き込んで気持ち良い。
洗い場と、6人くらいでいっぱいになるこじんまりとした内湯のみとシンプルだが、ちゃんと天然温泉だ。
¥500とリーズナブルだし、立ち寄り湯としては充分。
営業時間が短いので寄れるタイミングはちょっとシビア。

♨いい湯でした♨

さっぱりしたし、ロケハン兼ねてちょっとずつ南下していこうかな。
釣らないけど、釣り場を調査しておこう。

ロケハン 岩井袋

温泉を出て、ぽっかぽかでちょっと南下して岩井袋へ向かう。
ここも勝山港と同じく、メイン通りから入った奥まったところにあるので、じっくり訪れたことが無い。
いや、親父と一緒に昔何度か釣りに来ていたらしいのだが、覚えてない。
衛星写真で予習はしてきたので、実際に見てどんな釣り場か調査しておこう。

岩井袋港

去年?の大型台風で堤防が破壊されて、今まで入れた場所も入れなくなったと親父が言っていた。
初めてまじまじと見るので、元々どこがどうなってたのかがわからん。。。
確かに足場は悪い場所が多い。

港といえば猫。
めっちゃ居た。

港周辺にはこのようなアオリイカ禁漁のお知らせの看板が立っていた。

資源保護のため、毎年設定期間は変わるらしいが、今年は4/1〜10/30まで禁漁期間だ。
元々、ネットで調べていて、岩井袋にアオリイカの禁漁期間があるのはなんとなく知っていたので、禁漁期間に岩井袋で釣るのは遠慮しようとは思ってはいた。
産卵床を設置して、夏場の産卵期間を禁漁として個体を増やす活動を漁協がされているのだ。

この写真を撮った時点では、岩井袋港周辺の話だと思っていたんだが、帰ってから写真をよく見たら、勝山漁業協同組合とある。
てことは、、、昨日釣ってた勝山港の隣の堤防も禁漁だったのかな??
全く釣れなかったから結果的にはセーフ?だったけど、、、ってそういう問題じゃないわな。
勝山漁協の管轄範囲がよくわからんし、産卵床がどこに設置されてるのかはわからない。
勝山港では看板は見てないと思うので気にもしてなかったけど、どうなんだろう?
確かに岩井袋にエギンガーの姿を見ないし、勝山ではいっぱい居たので、岩井袋が禁漁区なのかも。
漁協のHPやネットで調べても情報がさっぱり無いのよね。

看板を見る限り、渓流釣り等の河川の漁協が設定した禁漁期間の様な法的拘束力とか罰則は見当たらないので、ご協力お願いしますという地元からの自主規制のお願い程度のものだろうけれど、アオリイカちゃんには立派にすくすく成長して頂かないと、後でエギンガーも釣りを楽しめないのでね、積極的に禁漁ルールは守っていこうと思うよ。
大きくなったら遊んでね。
実感として、ものすごくイカの絶対数が少ないと感じるので、他の地域も禁漁期間を設けてでも産卵床をいっぱい設置して欲しいですなぁ。

岩井袋港を抜けて奥に車を進めてみる。

大きな防波堤は波で破壊されていて、崩落の危険があるので立入禁止のロープが張られていた。
翌日見に来たらいっぱい釣り人が入って釣ってたけど。。。

さらに奥へ進むと別荘地へ続く途中の道沿いの磯が良さげなポイントに見えた。
今日は風と波がひどくてとても釣りにならない。

翌日、お天気が回復してから再び見に行った時の写真。

波が穏やかであれば良さそうだが、乗れる安全な足場はかなり限られるな。
時化ている時は恐ろしくて乗れない。
フカセ釣り師が各安全な足場に乗っていて、メジナを釣り上げていた。

今後の釣り場候補として覚えておこう。

ロケハン 富浦

岩井袋を出て、もう少し南下して富浦へ。
今回は、保田〜富浦までの区間で釣ろうと事前に考えていた。
館山まで含めるとちょっと範囲が広すぎるので、それはまたの機会にしようかと。
初夏に館山で釣った時はヒラソウダ以外ほぼ何も音沙汰無かったのを覚えてるしね。

富浦新港や大房岬の南ケイセンは何度も釣りに来てるので、ロケハンも何もないんだが、明日釣ろうかなと思っているので下見です。

港へ行く前に、ずっと気になってた道の駅へ寄ってみる。

道の駅 とみうら

道の駅があるのは気づいていたが、海沿いの道から内陸に少し入ったところにあるので、いつもスルーしていたのだった。

兎にも角にも、びわ。
全てがびわ推し。

枇杷倶楽部というメイン施設の他に、地元の鮮魚や野菜・物産を扱う施設がいくつも並んでいる。
道の反対側にも同じような鮮魚や野菜・物産を扱うお店のわくわく広場がある。

ソフトクリームやゼリーやらジャムやらクッキーやら、ありとあらゆるびわ商品が並ぶ。
軽食や海鮮など食事処もいっぱいあり、営業して無さそうだったが、奥には牡蠣小屋もあった。
観光で来てお土産買うならここだね。

かなり大規模な道の駅だ。
ひっきりなしに観光客が訪れていて、駐車場はパンパン。
観光バスも乗り付けて、ぞろぞろと団体さんもやってくる。

こりゃー、キャンプ地には向かないな。。。
人大杉。

結局何も買わなかったけど、せっかくだからと推しを食べてみた。

びわソフトクリーム

うん、まぁ、美味しいけど、、、ふとぅー。
びわソフト屋さんが何軒も並んでて、各店のびわソフトも何種類もあって、どれ食べりゃいいのかわからん。

道の駅を後にして、富浦新港へ偵察に。
お天気悪いけど、だいぶ回復してきて雨も止んでいる。
ここはやはり人気釣り場、堤防にはびっしり釣り人が並んでいる。
堤防先端のテトラまで様子を見に行くと、ちょうど40cm程のヒラメがメタルバイブで釣れていた。
おぉ!テンション上がった。
いいなぁ。
海面を覗き込むと、ベイトのイワシが無数にいた。
このイワシを追ってフィッシュイーターが入ってきているかもしれない。
雨の後だからってのもあるけど、イカの墨跡が見当たらなかったのは気になるが。

明日はここで釣ろうか。
大房岬の反対側の南ケイセンと、風向きによって釣り分けよう。

よし、方針は決まった。

腹減った!

夕方前のこの時間じゃ、この辺りであまり目ぼしいご飯屋さんも見当たらないし、ご飯だけ食べに館山まで行ってみるかな。

館山で旨すぎる回らない回転寿司 クオリティ高すぎ!

釣りしたり海っぺりに居ると、刺し身食べたいなぁとはあまり思わないけど、なんだか美味しいお味噌汁が飲みたくなるのよね。
肌寒いからかな。

この日もあったかい味噌汁飲みたいなぁと思って、館山に向かいながら定食屋さんを探していた。
良さげな定食屋さんを見つけ、その近辺まで来ていたんだが、時刻はまだ16時過ぎ。
たいていのお店は17時から夜の部開店。
開店までコンビニで時間を潰そうと停めていたら、隣に海鮮料理屋っぽい看板を見つけた。
どんなお店か調べてみたら、回らないらしいが回転寿司だった。
そして、大人気らしく口コミの評価がやたら高い。
ん〜、、、美味しそうだな、回転寿司でもいっか。
釣り中は、「釣り欲薄れるから魚料理食べるの禁止!」とか俺国俺法作ってたけど、今日は釣りじゃなくて温泉グルメの日だしな、、、
観光客向けって感じじゃなく地元の人も好んで利用してそうなお店だし、食べてみようか。

回転寿司やまと 館山店

食べログ

回ってないけど回転寿司。
テーブル席にはシャトル的なのに乗ってシュッとお皿が運ばれてくる。
一人だったのでカウンターへ。
カウンターは手渡しだ。

各テーブルやカウンター席には、それぞれタッチパネルの注文用タブレットが設置されている。
カウンター席なんて一人に一台ずつだ。
設備投資すごいな。

なるべく館山だからこそ食べられるような地魚中心に、しこたま注文する。

地魚三貫 さわら、黒むつ、わらさ
特選地魚三貫 的鯛、昆布〆平目、とびうお
アオリイカ
アオサの味噌汁

つぶ貝
ヒモキュウ巻
トロたく巻

彩り三貫 つぶ貝、赤エビ、とろカレイ岩塩炙り
ヒラマサ

20貫くらいとお味噌汁。
いや〜食った食った。
腹ぱんぱん。

つぶ貝と地魚が美味しかったなぁ。
アオサのお味噌汁も美味しくてほっこり。

館山だからこその新鮮な地のネタで、どれもこれもめちゃくちゃ美味しくて、腹いっぱい食べて¥3,000。
めっちゃ安いのにクオリティ高すぎ。
そりゃ人気だわ。
大満足。

自分で釣る前にアオリイカ食べちゃったな。。。
ちょっと悔しいけど、予習ということで。

お寿司屋さんを後にして、キャンプ地の富浦へと戻る。

本日のキャンプ地

明日、というか今日深夜から富浦で釣るので、富浦に泊まろう。
道の駅 とみうらはキャンプ地としては適さないので、深夜から釣ろうと思っている大房岬の駐車場に車を停める。

大房岬の山の上にある広い駐車場。
自販機とトイレがあり、24時間利用できる。

ここを本日のキャンプ地とする!

明日は北風の予報。
大房岬の北側に位置する富浦新港は風表になるはずなので釣りづらいだろう。
大房岬の南側の南ケイセンなら風裏になって釣りやすいだろうという予想だ。
南ケイセン等の大房岬での釣りは、この山の上の駐車場が拠点となり、装備を持って500m以上山道を登り降りしないといけないのだ。
これが辛い。。。

時刻はまだ18時半。
えらい早い時間だけど、深夜1時に目覚ましをかけて、

大房岬で一泊!

おやすみなさい。

明日はなんか釣れますように。。。

次回予告、
「富浦新港でカマス好釣!おさかな倶楽部の大行列に並んでみた!」

今回の内房釣り旅、最終回です。

ではまた。RTB。

ちゃたけ

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