【任務】上海に出張してLIVE録音せよ

ちゃたけです。

しばらく、やりたいタイトルが無くてすっかりPS4を起動すらしていなかったのだが、久々に新しいゲームを始めてすっかり課金までしておっぱまっている。

「艦これ」だ。

PS4関係ない。
全然新しくない。
すんごい今さら。

PCでやる、いわゆるブラウザゲームで、SNS要素はほぼ無し。
スマホで出来るもんだと思って始めたけど、出来んことはないが公式的にはiPhoneなんかでは遊べない。
外出しちゃうと触れないのがもどかしい。

なんで始めたのかよく覚えてないけど、、、多分、知ってる好きな声優さんがいっぱい出てるから興味本位で手を出したんだろな。
つまらなかったらすぐに止めればいいやと気軽に始めたんだけど、これがめちゃくちゃ面白かったのさ。
もちろん、艦娘達が可愛いとか、お気に入りの声優さんがCVの艦娘を集めようとかもあるんだけど、そんな事は二の次になるくらい、深い。
深いし、難しい。
攻略wiki片手にやんないとさっぱりわからん。
難易度高すぎて、レベリング頑張らないとさっぱり先に進めない。
でも楽しい。

僕はわりとミリオタだから、艦種がどうとか兵装がどうとかはある程度の前知識があるけども、第二次世界大戦時代の古い装備なんてほとんど知らない。
こんな軍事・歴史知識が必要で難しいゲームがよく流行ったな。。。
操作は全く難しくも無く、マウスでポチポチするだけなんだけど。
新しいマップや任務を攻略する為に、欲しい艦娘を掘っては経験値稼いでレベリングして、装備整えて、ちょっとずつ強くなって少しずつ先に進むのが、楽しいの。
ドラクエとかのRPGで、経験値稼いでレベリングする”作業”って、結構好きなのよね。

あ〜早く金剛さん来ないかなぁ〜。
お姉さまさえ来れば金剛型戦艦が全部揃うのに。
金剛型4艦に輪形陣で囲まれたい系提督です。

♪も〜い〜くつ寝〜る〜と〜♪
年が明けると、待ちに待った、もはや10年レベルで首を長〜くして待っていた、
「ACE COMBAT7」 がついに発売される。
10年以上ぶりの正式ナンバリングタイトルだ。
楽しみすぎて待ちきれない。
こりゃPSVRもついに手を出しちゃうな。

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【任務】上海に出張してLIVE録音せよ

さて、つい先日、中国の上海に3泊4日で岩佐パイセンのお供で出張してきた。
もちろん旅行ではなく、お仕事にお誘い頂いた。

パイセンは、TKの右腕だったマニピュレーター・シンセプログラマー。
いやこーじさんが右腕だとしたら、左腕か?(適当)
20代前半から30代前半まで、岩佐さんとはTKの元で一緒に世界中を飛び回っていろんなスタジオで数々の音楽を作ってきた。
その岩佐パイセンと一緒の久々の海外出張。
2006年あたりのLAレコーディング以来だから、12年ぶりかな。

僕が最後に行った海外は、2016年のワールドツアー2周目の最後の公演地だったロシア・モスクワ以来。
上海は二度目まして。
海外なんてもう行くことも無いだろうなんて思ってたけど、案外さらっと行くもんだね。
パスポート燃やさなくて良かったね。

上海へレッツゴー!

今回のアーティスト名は、ボカすけども、、、
六本木から青山に抜ける途中にある坂道なアイドルグループさんの上海公演。

会場は、

宇宙船みたいな上海Mercedes-Benz Arena

我々二人の任務は、マニピュレーターチームの一員として、LIVE録音。
パイセンの担当はFOH PAミキサーからMADIで分岐したSEQやらマイクやらの全ての音を、フルデジタル96kHzでPCで録音。
MADIがマジでハイテクで感動したけど、難しくてさっぱりわからんかったな。。。

僕の担当は、会場に立てたオーディエンスマイクの録音。
PAスピーカーのアンビエンスや、お客さんの歓声を録る役割。
普通なら、LIVE録音してるPCや録音機材で一緒にオーディエンスマイクも録っちゃうんだけど、今回は海外なので電源をあちこちで満足に取れるかって問題もあったし、マイクやケーブルの制約もあったので、数本ずつのグループに分けて複数台のフィールドレコーダーでモバイル録音という局地仕様。

4ch LinearPCM レコーダー TASCAM DR-701D
電源は大容量モバイルバッテリーからUSB給電。

これに、会場内の各所に立てた2~3本ずつのコンデンサーマイクを繋いで、それぞれバラバラに録音する。
後ほど、パイセン側のPCで録った本データに貼り付けて合体する作戦。

マイクは、本ステージ前に2本。(歓声用)
センターステージ脇に4本。(歓声用&アンビエンス用)
FOHブース側に2本。(アンビエンス用)

レコーダーとモバイルバッテリーのセットを、センターステージ脇L&Rにそれぞれ1台ずつ。
FOHブースに1台、合計3台設置。

結果的にはこうなったけど、会場に行ってみないとどうなってるかわからないし、他のセクションの機材や、安全柵や客席が設置されてからじゃないと、どこが安全で邪魔にならないか見極められないので、会場入りしてもしばらくずーっと作戦考えつつ、機材の使い方お覚えつつ、ひたすら様子見。

初日は仕込み日だったが、何も設置する事もなくただただ様子見。
出来ることがあまり無いもんだから、お弁当とお菓子をむしゃむしゃポリポリ。
この、暇だから食うっていうLIVE仕事あるあるが太るのさ。
今回は1本限りだからいいけども、全国ツアーなんて行って暇だから食うをやってるとブクブク太っていくのだ。
今回も太るなこりゃ。

美味しい上海本格中華食べれるかなぁ。
僕にもそんなことを考えてた時期もありました。。。

仕事内容は別に海外だろうが日本だろうがたいして変わらないんだけども、ふとした所に海外感を感じますな。

スタッフ楽屋の電源タップ

USB出力も付いてて便利ね。
このタップがコンセントから4台連結で楽屋一周してた。
ヤシマ作戦かな?

外に出ると、初日はPM2.5なのかわからんが、空が黄色くて霞んで遠くはさっぱり見えなかった。
黄砂かなぁ?
二日目以降はそんなこともなかったけど。

会場の隣を流れる上海川。(絶対違う)

川向うに見えるタワーや超高層ビルがやたら高いなと思って調べてみたら、テレビ塔が468m、一番高いビルはなんと632mもあるらしい。
そりゃ高いわ。
見渡せばそこらじゅうでビルを建設していて、大型クレーンだらけ。
中国は発展しまくりですな。

搬入口前に停められた中継車

これで1台。
両サイドにウイングが伸びててびっくり。
中はまるでTV局のサブの様に機材やコンソールやディスプレイがいっぱい並んでる。
スケールがデカいなぁ。

初日は夜遅くまで仕込みだけで終了。
二日目は前日リハ。
やっと機材を設置出来て、お試し録音してみたり機材&回線チェック。
三日目は通しリハと本番。
本番が近づくにつれて、緊張感が高まっていく。
それと同時に、警備体制も高まっていく。

日本のライブ会場でも警備はいっぱい居るし、海外になればより屈強で重装備な警備が要所要所に立つんだけど、中国は社会主義国家、そこにさらに公安が加わる。
本番前のリハが終わると、特殊部隊のようなコスチュームの公安部隊が会場に列をなして犬を連れて入ってきた。
開場までの時間で、

「爆弾検査」

だそうだ。
なんだそりゃ、聞いたことないぞ。

みんな作業途中なんだけど、全員手を止めて会場の外に出ろと指示をされ追い出された。
肌寒い外で1時間も待ちぼうけ。。。
何も出来ん。。。

と思ったが、

スーパーマニピュレーターはお外でもお仕事。
仕事の出来る人は違うね。

爆弾検査も終わり、その後は開場からの開演。
当然、中国のお客さんばかりなんだけど、開場中に、
◯◯◯ハオレノヨメ〜!!!
って日本語で大声で口上を叫んでアピールする人いっぱい。
初めて見たけどそれもヲタ文化なのかな?
日本のライブでもやってんのかな?

本番開始前にRECボタンを3台分ポチッとな。
あとは止まらないでねと祈るのみ。
ただ、普通の録音と違って、手元にPC画面やレコーダーが無いもんだからちゃんと動いてるかどうかの確認や、録音レベルの確認も、バラバラに設置したレコーダーまで行って見ないとわからない。
本番中は3台のレコーダーをグルグルと巡回して監視。

不慣れで不自由な海外公演でみんな四苦八苦しながらも、各セクションの確実な仕事と火事場のクソ力的なパワーで、無事にライブは終了しホッと一安心。
優秀な現地のスタッフさん達にもいっぱい助けられたなぁ。
とても良いライブでした。

サクッと1時間で撤収完了して、ホテルに戻ってシャワー浴びて、ホテル内のバーで打ち上げ。

コーラが来なかったんじゃ。

【裏任務】上海グルメを堪能せよ

LIVE録音という主任務の他に、勝手に自分に課した裏任務がある。

「上海グルメを堪能する」

せっかく来たんだから美味しいもん食べたいじゃんね。
本格上海中華料理、魅力的じゃない。
そりゃまぁお仕事だから自由に行動出来るわけじゃないけども、ご飯食べに行く機会くらいあるだろと。
なんでも上海蟹の良い季節らしいじゃないか。
上海蟹にあんまり興味は無いけども、地元のローカルな食堂とかでネイティブな中華食べたいなぁなんて。

ここまで珍しく食べ物の写真貼ってない。
お待たせ致しました。
それでは一気に御覧頂きましょう、珠玉の上海グルメ

酒々井PAでかきたま蕎麦

まだ日本じゃん。

JAL機内食(行き)

カレー的な何か。

さ、いよいよ上海グルメですよ〜。

一日目

お弁当(昼)

真ん中のコリコリで激辛のお漬物的なのと、真ん中上段のスペアリブの煮物みたいなのが美味かった。
海外の謎弁当大好き。
でもやっぱり弁当は台湾がNo.1。

お弁当(夜)

エビ推してくるねぇ。
右の手羽元が美味かった。
きゅうりを炒めるのはどうかと思うぞ中国さん。。。

この日一番中華感を醸し出してたのは、

スニッカーズ

味は一緒だ。

初日、以上です!

外食チャンス無し。

二日目

ホテルのモーニングビュッフェ

超高級ホテルのビュッフェなので、和洋中なんでもあり。
いっぱいありすぎて把握できないけどレベル高し。
ただ、中華感はあんまり無い。
お粥(鶏粥)が優しくて美味しかったな。

ケータリング(昼)

上海の酢豚にもパイナップル入ってたよ!

ケータリング(夜)

もはや何食べてんのかわからなくなってきた。

二日目、以上!

外食は…?
会場とホテルの近辺に遅くまでやってそうな飲食店は見当たらない。
というか、ほぼ何も店が無い。

三日目

ホテルのモーニングビュッフェ

ここまで来ると朝の中華粥だけが癒やし。
この日は皮蛋粥と小豆粥を混ぜてみた。

ケータリング(昼) 抜き。
食べ過ぎでお腹空きません。。。

ケータリング(夜)

パスタとミネストローネ出てきちゃったよ。

本番後の打ち上げのバーでは、おそらく出前の炒飯やら水餃子を一口ずつ。

JAL機内食(帰り)

あれ?もう飛行機乗っちゃってんじゃん!
中華は?
上海グルメは???

成田空港出て速攻ラーメン。
これが一番中華感あるじゃん。

上海グルメ、以上です。。。

てことで、上海での外食チャンスゼロ。
会場とホテルで頂いた食事はわりとインターナショナルなお品書きで、あんまり中華感なし。
最初のお弁当が一番ローカル中華感あったかな。

ま、お仕事で行くと現地OFFとか移動日でも無い限りそんなもんよね。
知ってた。
知ってたけど、あわよくばと期待してたんだけどな。
ほんとに会場とホテルの間をバスで往復しかしてないので、コンビニすら行ってないし見てもない。
空港や外資系のお店以外ではVISAなんかのクレジットカードがどうやら使えないらしく、ATMでのキャッシングも出来ないと聞いたので、両替もしておらずどうやってお支払いしようかと不安だったけど、そんな悩みは不要。
お金使うチャンスなんてなかったね。

空港レストランでのラストチャンスも考えてたけど、わりと時間ギリギリでそんな余裕なし。
ほんとに1元も使う事なく飛行機乗って帰るとこだったけど、喉乾いて機内に持ち込む用に、出発ゲートの前のお店でボーディング直前にオレンジジュースをカードで買った。
8元。
滞在費、¥136。

お店のガラスのショーウィンドウに、上海蟹が並んでた。
登場遅すぎ。

悟ったよ、
上海アリーナより横浜アリーナの方が中華街は近い。

なにはともあれ、無事に任務遂行できたのでめでたしめでたし。
来年パスポート切れるんだけど、また使う時は来るのかな…

あと、トイレはいつになったら紙流せるようになるんすかね?
何年やっとんすか?
中国四千年の歴史あったらなんとかならんかったのか。
頑張れTOTO!
世界へ羽ばたけTOTO!!!

それではまた。RTB。

ちゃたけ

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