くらぇえええ!スーパー・ブルー・ブラッドムーン!! 皆既月食 撮ってみた

ちゃたけです。

今夜は皆既月食でした。
3年ぶりですって。
せっかくだからちゃんと見てみよう。
どうせ寒い思いをして外で見るなら、一応撮ってみるか。

何やら、今夜の皆既月食は普通じゃない。
「スーパー・ブルー・ブラッドムーン」
らしい。
これは35年ぶりらしい。
必殺技か何かかな?
35年ぶりに眠りから目覚めたんだな。
厨二病かな?

月が地球に接近した際に大きく見える月が「スーパームーン」
1カ月に2回満月になる現象の「ブルームーン」
皆既月食で、月の表面が赤っぽく見える現象の「ブラッドムーン」
すごい全部乗せ感。

ばっちり防寒してカメラを持ってお散歩しながら広めの公園へ。
玄関出たらもう月は欠け始めてた。
結構暗いイメージだった公園は、行ってみたら思いのほか街灯で明るすぎたし、三脚&一眼&バズーカ望遠レンズを構えた本気カメラ女子が陣取っていたので、へっぽこカメラマンの僕は、公園隣のスーパーの閉店後の真っ暗な駐車場へ。

はたして、僕の型落ち一眼レフカメラとへなちょこな腕で、お月様は綺麗に撮れるんだろうか?

カメラ:Canon EOS 70D
レンズ:EF-S 55-250mm F4-5.6 IS STM

カメラはまだいいとして、レンズは本体とセット商品のZOOM KITレンズだ。
お値段なりの入門レンズ。
本格的な白くてお高いバズーカ望遠レンズと違って、暗い。
望遠も、最大で250mm、35mmフルサイズ換算で400mm。
お月様は36万km先だ。
遠すぎ。
あんまり期待しちゃダメ。
僕のカメラスキルはもっと期待しちゃダメ。
さすがにスマホで撮るよりは綺麗に撮れるだろうくらいにハードルを下げとこう。

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スーパー・ブルー・ブラッドムーン

スーパームーンて言うから、さぞ大きく見えるだろうと期待してたけど、全然いつも通りの大きさにしか見えないぞ!

どんどん欠けてくから早く撮らないと。
いつも通りな絞り(Av)優先モードでサクッと撮ったら、思いっきり白飛びしてる。
これじゃ明るすぎるんだな。
ムズ・・・
慌ててスマホで対月用セッティングをググってマニュアル(M)モードであれこれ試してみる。

三脚は持ってってません。
漢は脇締めて息止めて手持ち!(面倒くさかっただけ)

F 8.0、1/320、ISO500

おぉ、、、意外と綺麗に撮れるもんだな。
お月様の毛穴までばっちり。

大きく写ってるけど、現像ソフト(Lightroom)での現像時に思いっきりトリミングして拡大してます。
全然こんなに大きくは撮れません。

F 8.0、1/320、ISO500

F 8.0、1/250、ISO640

どんどん地球の影によって欠けてく。
月が欠けてくとどんどん暗くなっていくので、カメラのISO感度を上げたり、シャッタースピードを落としていって、明るさ(露出)を調整して追いかける。

F 8.0、1/100、ISO640

薄い。
肉眼で見ると、暗い影の部分もそれなりに丸く見えてます。
カメラは明るい部分に露出が合ってるので、暗い部分も見えるように両立させるのは厳しい。
暗い部分に露出を合わせたら、明るい部分は白飛びしちゃう。

欠けていく部分(地球の影)が全体まで広がっていく頃には、月はどんどん赤黒くなっていった。
薄暗い赤い月が夜空に不気味に浮かんで幻想的。

F 5.6、1/20、ISO3200

カメラの感度、レンズ性能、手ブレ、もう限界です。
補正してるけど、もうガビガビ。
三脚があればもうちょっと頑張れたのかな。

高感度フルサイズセンサーのカメラ、明るい(F値の低い)望遠レンズ、三脚、遠隔レリーズ等を使えば、もっともっと限界は飛躍的に伸びます。
その分、お値段も飛躍的に伸びます。。。

肉眼ではまだまだちゃんと月は見えているものの、もうカメラ的には暗すぎて、オートフォーカス出来なくなってピントが合わなくなっちゃった。

F 5.6、1/10、ISO6400

限界をとうに通り越して、ガビガビの塗り絵みたいになっちゃった。
破綻。

寒い。。。
尿意により、撤退。

今度は星も撮ってみたいなぁ。
天の川とか、憧れるね。
あんまり広角じゃないけど、明るい単焦点レンズは持ってるので、それで試してみたいな。

バッチリ晴れて空気も澄んでて、素敵な天体ショーでした。

ではまた。RTB。

ちゃたけ

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