【西伊豆釣り旅2019 #5 最終回】西伊豆の渓流で会心の一撃!

ちゃたけです。

暑い、暑すぎる。。。
外に出たら一瞬で溶けた。

どうやらいつの間にか関東も梅雨明けしてたみたい。
途端に夏本気モードですわ。
精がつくもの食べないと夏バテしちゃう、なんて爆盛のレバニラ炒め定食食べてみたり。
食べすぎて具合悪くなってみたり。
ダイエット中のつもりだったんだけどなぁ。。。

数日前、ふとお昼ご飯に美味しいお弁当が食べたくなり、市内の気になるお弁当屋さんに行ってみた。
ずっと大昔からあるのは知ってたけど初めての訪問。

開店時間に行くも、準備中。
まさかのここでも不定休か!?
中を覗くとお兄さんがお掃除してた。
料理の仕込みをしてる気配はない。
店員のお兄さんが気付いてくれ、まだしばらくお弁当は作れないと言われたので一時間半後に予約して再び訪問し、ようやく受け取ったお弁当。

重っ!!!

家族の分も含めてお弁当4つ、二袋を受け取るとズッシリした重み。
お弁当ってこんな重かったっけ?
3~4kgくらいはありそう。

バラエティ弁当的なやつ(名前忘れた)

蓋は閉まっておらず、はみ出す勢いでぎゅうぎゅうに詰め込まれている。
容器もデカくて圧倒的存在感。
焼き肉は掘っても掘っても減らない。
からあげは巨大。
他に揚げシュウマイ2、メンチカツ、ポテトサラダ等。
ご飯はぎゅうぎゅう過ぎて、餅かよ!っていう密度。

からマヨ弁当

こちらも蓋は閉まっておらず、はみ出す勢いでぎゅうぎゅう。
巨大なからあげ5個?にマヨネーズとてんこ盛りのスライスオニオン。
お肉は柔らかく、下味と生姜がばっちり効いてスパイシー。
こってりからあげ&マヨネーズたっぷりだけど、スライスオニオンの爽やかさでカロリーゼロ。(サンド伊達理論)

写真じゃ伝わりにくいだろうけど、信じられない量だった。
でもね、美味しいの。
一応ほか弁のチェーン店らしいが、しっかり手作りで手間がかかってるのが伝わる。
頑張ってモリモリ食べたけど当然食べきれるわけもなく、結局3食に分けて食べきりました。
うぇっぷ…
ダイエット中のつもりだったんだけどなぁ。。。(痩せる気ある?)

お店には年老いたお母さんと、息子さんかな?とで二人だけ。
開店時間もままならず、レジ打ちもおぼつかず、この量のお弁当だからそりゃあ調理も時間がかかるでしょう。
見ていてかなり限界を超えている感じがしたので、お店はもうそう長くは続かないかもしれない。
こういう個性溢れる老舗の飲食店には、無理せず出来るだけ長く頑張って欲しいですな。

どこの店舗で食べても全く一緒じゃつまらない。
そこでしか食べれない味があるからわざわざまた足を運ぶ。
個性って大事。

美味しかったからまた行ってみよ。

ダイエットは、、、そのうち頑張る、かも。

本題に戻ります。
西伊豆釣り旅2019、#5は五日目。
この旅の最終回。

西伊豆・池代川の素晴らしい渓流と美しいアマゴに魅了され、二日連続の渓流釣行。
海釣りの不調を渓流釣りで挽回。
そして、、、会心の一撃!!!

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西伊豆の渓流で会心の一撃!

三夜連続

道の駅 花の三聖苑伊豆松崎

にて車中泊。

夜中に尿意で起きる。
トイレへ行きたいんだけど、土砂降りじゃないか!
そんな予報だったっけ?
また川が増水しちゃうよ。

傘を差してトイレへ行くと、真ん中の多目的トイレのドアの前にでっかいガマガエルが鎮座。
横を通っても動こうともしない。
三日連続、夜になるとそこに居るのだ。
寝床なのかな?
カエルもここをキャンプ地としてるんだな。

二度寝。
目覚ましを華麗にスルーして、9時から池代川上流の集落で入渓。

昨日はさらに上流の渓流で短い竿で釣ったので、今日は集落辺りの川幅が広く緩い流れの里川で長い竿で釣ってみよう。

昨日より水量増えてね?

道から河原に降りる石段が所々にある。
でも今日は水量が多くて川に降りても河原はほとんど無い。
道の上から釣れるレベル。

車を停めた道の脇からその場で目の前の流れ込みに竿を出すと、すぐにチビアマゴが釣れた。
少し上流へ歩き、一番期待している持草川との出会い下の大きな流れ込みへ。

ここ。
二日前の下見の時の写真なので大雨で濁流。
釣った時点ではもう少し水量は落ち着いていて濁りは少しだけだった。

かなり深く、大物が潜んでいるという情報を見ていたので期待していたが、さっぱり釣れず。
今日はコンディションが悪いってのはあるけども、川底が砂で埋まっちゃって魚が居着いてないのかもって気がした。
ずっと良いポイントだった渕や流れ込みが、氾濫で砂で埋まってしまって魚が居着かなくなるってのは他の川でもよく見かける。
隠れる岩が無いと魚が居着かないんだろう。

下流へ戻り、少ない河原へ降りて釣り歩きながら大場所のポイントを探っていくも、細かなアタリが少しあるだけで釣れない。

こりゃダメだな。
水量が多すぎるし、流れが速すぎる。

久しぶりに使った6.2mの長竿が扱いにくいわ重くて腕が疲れるわで調子が出ない。
短い方の4.5m竿に比べるとアタリも取りにくい。
竿が強いので、大物がかかると安心感があって頼りになるんだけど、柔らかくて短い竿の方がやっぱり釣ってて楽しいな。
まぁ、安物なうえにもう10年は使ってるから文句は言えんな。

集落付近の里川に見切りをつけ、上流の昨日のポイントへ移動。
川へ降りると、やはり昨日より水嵩が増えている。
昨日は行けた下流への移動も難しくなっていた。
昨日22cmを釣った流れ込みを探るが、チビアマゴのアタリはあるものの釣れない。
ここもダメそうだ。

道へ上がり上流へと歩き、降りられる道を見つけて再び入渓。
いかにも釣れそうな流れ込みで竿を出すとチビアマゴが釣れた。
移動しても竿を出しやすそうな場所もそんなに無さそうなので、ここを本命としてしつこく粘ってみる。

手前の流心の脇を流していると目印が止まった。

根掛り?アタリ?

魚のアタリにも色々ある。
ククンて伝わってきたり、グンッと食い込んだり、目印が流れに逆行したり、ただ止まったり。
渓流釣りは怪しいと思ったらとにかく合わせてみるといい。
あまり大合わせして空振りすると仕掛けが飛んで木に引っかかるし、根掛りなら重症になるので、竿先を30cm素早く持ち上げるくらいのイメージがちょうど良い。

目印が止まった。
怪しいと思ったと同時にスッと竿先を持ち上げると、動かない。
根掛りか?と思った次の瞬間、ググンと引き込まれた。

デカい!

全然上がってこないが、テンションをかけ続けバラさないように竿のしなりを生かして少しずつ魚を浮かせる。
魚の顔を水面から出し空気を吸わせればもうこちらの勝ちだ。

無事にタモIN

26cmのアマゴだった。

会心の一撃!!!

黒々とした立派な風格。
厳しい冬を越して半天然化した個体だろうか。

気持ちいい。

河原に立ち、流れを見てパッと考える。
魚がどこに居てどこで食うか。
投入ポイントと、狙う流れのラインと、自分の位置取り。
水の中を想像し、上を見上げて枝の張り出しを確認し、そっと身を潜めて静かに仕掛けを投入する。

一瞬のうちに計算し、狙いと結果が一致すると気持ちいい。
自然と対話して、駆け引きする。
これが渓流釣りの醍醐味だ。

その後も少し粘るも、チビアマゴが数匹釣れただけ。
下流のポイントへ戻って再び竿を出すもアタリのみで釣れず。
雨が酷くなってきた。

13時、エサのイクラを使い切り終了。
キープした大満足の一尾のアマゴを河原で処理して脱渓。
アマゴは卵を抱いていた。

海用のタックルも綺麗に全て片付けて、
全釣行終了。


西伊豆・那賀川上流域 池代川上流
9時〜13時

釣果 アマゴ
26cm 1尾キープ
チビアマゴ 数尾リリース

雨後の増水時はあまり釣れるイメージは無かったが、満足行く一尾が狙い通りに釣れたのでうれしかった。
川に降りられる道を探すのも容易じゃないが、釣れそうにないポイントに見切りをつけて積極的に移動を繰り返したのが勝因かな。
やはり「渓流釣りは足で稼ぐ」だな。

遠くてそう頻繁には来れないけど、素晴らしい渓流だったのでまた是非来たい。

さらば伊豆

下流へ下り、さんざんお世話になった道の駅に寄り、かじかの湯で温泉を堪能してさっぱり。

さらば伊豆、帰ろう。

ナビは海沿いの道を北上しろとの指示。
もうさんざん通った道だし、海沿いを延々と走るのにも飽きてたので山の中の道をショートカットして帰ろう。
この選択が失敗だったなぁ。

隣町の仁科から伊東西伊豆線を仁科川沿いにひたすら登っていく。
去年釣った上流の林道入口までこんなに遠かったのか。
記憶では海からすぐなイメージだったけど、とんでもない。
随分な距離を走った。

そこから先は本格的な峠越えに。
仁科峠を越えるまでの道が酷かった。
急勾配で、落石や枝が散乱し、対向車とすれ違えないような狭い道をうねうねと延々と走る。
対向車なんて1台しか現れなかった。
峠を登り切ると雲の中で、前がさっぱり見えず突風が吹き荒れていた。
近道だ!と思ってたけど、結果的にはかなり余計な時間がかかった気がするし、疲労困憊。
普通は使わないルートなんだろうな。
素直に海沿いを走って、土肥から山に入るメジャーな道を通った方が結果的に全然早いんだと思う。

黙々と走り続け、小田原の干物屋さんに寄り保冷剤代わりの冷凍干物をお土産に買い込む。

干物の山安

いろんな干物がどれも激安。
前回の西伊豆旅の帰り道に寄って、偶然買って帰ったさんまの一夜干しがめちゃくちゃ美味しかったのでリピート。

焼くと黄金色になる、さんまの一夜干し(丸干し)

ただの塩焼きも充分美味しいけど、一夜干しにしてるので旨味が数段上。
干してるのにジューシーでとろとろ。
激安なのに激旨だ。
緑色のカゴに3尾入って¥350だったかな。
おすすめです。

干物屋でのワンストップのみで6時間かけて帰宅。
伊豆楽しいけど、行き帰りの運転が辛いわね。
全部下道で頑張ってるから余計大変なんだけど。

総走行距離、600km。

西伊豆アクアパッツァ

次の日、釣ってきたアマゴをアクアパッツァにしてみた。
ガスレンジで塩焼きも味気ないし、摘んできたわらびも一緒にどうにか食べたかったので、一緒にアクアパッツァにしちゃおうかと。
松崎で食べたイタリアンが美味しかったから影響されたかな。

問題は、わらびはアク抜きしないと食べれない。
グーグル先生に方法を聞くと、

1.灰をまぶしてお湯に浸けて一晩置く
→灰なんて無い。一晩待てない。

2.重曹を入れたお湯で煮て一晩置く
→重曹なんて無い。一晩待てない。

まぁそうだよね。
困った。

さらに調べると、聞いたことないお手軽なアク抜き方法を見つけた。

3.大きめの鍋に水1リットルに対し、小麦粉を大さじ4、塩を小さじ1杯の割合で入れ、
沸騰したらわらびを加え数分茹でる。
茹でて柔らかくなったら冷水に10分程度浸してアク抜き完了。
→小麦粉ある!一晩待たなくていい!

これだ、これしかない。
ホントにこれでアク抜き出来んのか?

理屈はわからんが、出来ました。
鍋の中にすいとんみたいな小麦粉団子がいっぱい出来てたけど。
作業完了後にちょっとかじってみたら、まだちょっと渋かったけど、オリーブオイルで煮込むからきっとへーきへーき!

お持ち帰りのアマゴは4尾

調理はてきとー

干物屋で買ってきたイカの一夜干し(えんぺら・とんび)も入れてみた。
玄関先のプランターに成ってた自家製ミニトマトも投入。

釣りアマゴと摘みわらびの西伊豆アクアパッツァ

美味しく出来ました。
アマゴは焼き目をあまり付けなかったせいか、ふわふわのとろとろ。
焼いたり揚げたりしないとこんなにふわふわなのね。
大きいから肉厚で脂が乗ってたのかも。

わらびも全然渋くなく、美味しく食べれました。
半信半疑だったお手軽アク抜き方でも大丈夫だったね。
勉強になった。

お土産のイカの干物からもいいダシ出てます。

ごちそうさまでした。


これにて西伊豆釣り旅2019終了。
海釣りが全くパッとしなかったけど、大迫力のナブラに投げ込めれたし、やっぱり西伊豆の期待値は高いんだよなぁ。
なんで釣れないかな。。。
完全にスランプだな。
焦らない、焦らない。。。

それに比べて渓流は、いつどこに行っても、ある程度厳しい状況でも結果は残せるのよね。
渓流釣りは長く続けてるから経験値の差ってのもあるけど、よっぽど的外れな事してなければ魚が居れば釣れるから、渓流釣りは簡単な部類だと思う。
始めるまでの敷居は高いと思われがちだけど。
やっぱり渓流は気持ちいいですよ。

夏本番になっちゃたな。
海は日焼けと暑さとの闘いになるし、車中泊なんてとても寝れそうにないし、どうしたもんか。
渓流はそんなに大きい釣果ではないけど今回でだいぶ満足しちゃったし。
夏中に釣りに行くかどうか怪しいな。

ちょっと魅力だなと構想してるのが、山梨・長野を巡って、大好きなじゅわじゅわ果汁たっぷりの美味しい桃を食べまくり、美味しい蕎麦を食べまくり、南北アルプスを眺め、温泉に浸かり、ついでに渓流で釣るっていう旅。
桃と蕎麦を腹いっぱい食べたいだけなんだ。
本格的な登山なんて出来っこないからアルプスの入り口まで行って雰囲気だけでも楽しめたらなと。
標高高いとこ行けば涼しく寝れるかなと。
釣りはおまけで。
妄想してます。
ホントに行くかはわからないけど、いつか行ってみたい。

すっかりおっぱまってる”艦これ”の夏イベントも控えてるしね。
傷が全く癒えてません。
ついこの前春イベ終わったばっかだよ、はえーよ。
資材が回復してません。
レベリングが追いつきません。
完走できんのか!?

熱中症に気をつけて夏を乗り切りましょう。
こまめに水分補給を。

海や川でのレジャーは事故に充分気をつけて、安全第一で楽しみましょう!

それでは、また。RTB。

ちゃたけ

長竿
渓流竿は3.5~4.5m & 5.3~6.3m など長さを2・3本に分けて揃えると、川幅や規模によって使い分けられる。マルチレングス(ズーム)竿は長さの微調整が出来て便利

短竿
渓流竿は3.5~4.5m & 5.3~6.3m など長さを2・3本に分けて揃えると、川幅や規模によって使い分けられる。マルチレングス(ズーム)竿は長さの微調整が出来て便利

エサ箱
エサ箱は首掛けやベルトホルダー付きで、仕切りとスノコがあるタイプが使いやすい

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