とにかくスパゲッティが食べたい!【ボンゴレビアンコ】

ちゃたけです。

最近、イタリアンシェフの親父が家にいるのでパスタ率が高かったから忘れていたが、僕は深刻な病気を持っていたのを思い出した。

スパゲッティ食べたい病

突然、無性にスパゲッティを食べたくなるのだ。
今、親父が仕事で沖縄に出張していて居ないので、しばらくパスタ食べてなかったので思い出したように急に発症した。

いいなぁ沖縄出張。。。
3週間もですって。
行きてえ。

スパゲッティ食べたい病が発症したらもう、食べるしかない。
食べに行くのもいいけど、ここは久しぶりに自分で作ってみよう。

何がいいかな?
今日もオイルベースな気分。
あとは、何か魚介を入れようか。
スーパーに行って鮮魚コーナーを物色すると、あさりと小ヤリイカがお安く売っていたので、ボンゴレビアンコに決めた!

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あさりと小ヤリイカのスパゲッティ【ボンゴレビアンコ】

材料

スパゲッティ(太め 1.7mm)
あさり(殻付き)
小ヤリイカ
にんにく(スライス or みじん切り)
赤唐辛子(鷹の爪)
オリーブオイル
白ワイン

粗挽き黒コショウ
パセリ or イタリアンパセリ

分量はいつも通り、適当!
目分量!!

まずは買ってきたあさりを砂抜きしておく。

海だよ〜

本当はもっと広いバットにあさりの顔が出るくらいの塩水を張って、暗くして置いとくべきなんだけど、今回はすぐに作って食べたいので、準備してる間のわずかな時間のみ。
ただの気休め程度。

小ヤリイカはお掃除しておく。

イカの捌き方は簡単

まず、足を引き抜いて胴体と分ける。
そっと丁寧にやれば、ワタや墨袋等が足に付いたまま一緒に引き抜ける。
ワタを使う場合は、袋を破かないように丁寧に足からギリギリで切り離す。
墨袋は破かないように丁寧に引き剥がして捨てる。

足側の処理は、
目を取る。
目の中の墨がピュッと飛び散る可能性大なので気をつけながら。
足の根元の中にあるくちばし(トンビ)を取る。
足の吸盤にウロコのような殻が付いているのが食べる時に口に当たって邪魔になるので、流水で洗いながら手でしごいてきれいにする。

胴体側は、
背骨を引き抜く。
中を洗い流す。
皮を剥いたほうが柔らかくなるので、剥きたければ剥く。
僕はプリプリの食感が好きなので剥かない。

お掃除は以上。
あとは料理に合わせた大きさに切るだけ。

玄関先のプランターから摘んできたイタリアンパセリ。
みじん切りにしておく。

おかんの趣味だけど、プランターに香草が生えてると楽ね。
ちょっとしか使わないのにいちいちその都度買ってられないし、どうせ使い切らない。
昔、自分でもベランダでプランターで栽培したことがあるけど、バジルは生えすぎて収拾がつかなくなってしまった。
バジル茂りすぎ。
バジルはそんなに使い道は無かった。
いっぱい生えてもサラダにして大量に美味しく食べれるルッコラは良かったな。

にんにくはスライスでもみじん切りでもお好みで。
今回は、サラダオイルににんにくのみじん切りを漬けたオイル漬けが大量にあったので、それを使用した。
オイルに漬けられたにんにくが熟成したように飴色になっていて、生で使うよりもコクと香りが強烈。

あさりを海(砂抜きのボール)から回収して洗って水を切っておく。

準備はこんなもんかな。

調理開始。

スパゲッティを茹でる鍋に水と塩を入れて火にかける。
塩は海水の濃さを目安にたっぷりと。
特にオイルベースのパスタは、この茹でる時の塩加減が最終的な味付けに直結するので、パスタに味をつけるくらいのつもりで塩を入れる。
ソースにアンチョビ等の塩気が強いものを使うなら、茹でる塩は少なめにして、全体で塩分をコントロールするといい。

大きくて深めのフライパンに、オリーブオイル・にんにく・赤唐辛子(鷹の爪)を入れてから火を点け、極弱火でじっくり火を通してオリーブオイルににんにくの香りをしっかり移す。

今回はにんにくのみじん切のオイル漬けを使ったので、オリーブオイルは足したが、そもそも強烈なガーリックオイルになっている。


もう美味しい匂いに包まれた。

にんにくが良い感じにきつね色になってきたら、あさりと、一口大に切っておいた小ヤリイカを入れる。

白ワインとイタリアンパセリを入れて蓋をして、あさりの殻が開くまで蒸し煮にする。

同時進行で、茹でる鍋が沸騰したらスパゲッティを投入。

両手でスパゲッティの束を握って、捻ってから鍋の真ん中で手を離して落とすと、パッとスパゲッティが広がる。
かっこいいけど、悦に浸っているとはみ出たスパゲッティが焦げちゃうので素早く鍋にねじ込みましょう。

ソースの出来上がりまでの作業時間と、パスタの茹で上がりまでの時間を計算して、茹で始めるタイミングを測るが、怖かったらパスタを茹でるのは後回しにしてソースを先に完成させてしまえば失敗しない。
ソースはあれこれ調整したり途中で止めることさえ可能だけど、パスタは茹で始めたらもう止められないので。

あさりの殻が開いたら、フライパンの蓋を取って、軽く塩・粗挽き黒コショウを振って、煮汁が白っぽくなるまで時々フライパンを返して混ぜながら、水分を飛ばして煮詰める。

ソースは完成。
水分量(スープの量)はお好みで。

もう、これはこのままでもあさりのガーリック酒蒸しとして美味しく食べれるし、バケットを浸けて食べてもいいね。
ワインに合いそう。

スパゲッティは、パッケージに表示されている茹で時間より1分早く上げるのを目安にしてアルデンテを目指すが、時間はあくまでも目安にしておいて、時々目で見て、そろそろかなと思ったら1本ちぎって断面を見たり食べてみて茹で加減を判断する。

ソースと和える際にも加熱されるし、スープをスパゲッティに吸わせる事も考慮して、ちょうど良い硬さの食べ頃よりも少し早めに上げるといい。

逆にジェノベーゼソース等、ボールで和えるだけで追加の加熱をしないなら、食べ頃まで茹でていい。

茹で上がったスパゲッティをソースのフライパンに入れて手早くよく混ぜ合わせる。

味見して、足りなければ塩・粗挽き黒コショウを振る。
ソースの水分量が少なくて絡みにくいなら、スパゲッティの茹で汁を足して調整する。
茹で汁は塩加減を足す意味でも使えるし、汚れたフライパンを洗う際にも重宝する。
なので、鍋からスパゲッティを取り出すのにザルに空けると茹で汁を捨ててしまうので、トング等を使う方がいい。

器に盛り付けて、
あさりと小ヤリイカのスパゲッティ ボンゴレビアンコ 完成。


なかなか美味しく出来ました。
気休め程度の砂抜きではやっぱりダメだったね。
ちょっとジャリッとしてイラッと。
小ヤリイカは今回たまたま見つけたから入れちゃったけど、ボンゴレはあさりのスパゲッティなので、あさりだけの方が味が混ざらなくてシンプルで良いし、イカの処理の手間が無いからもっと簡単に作れる。
作り方なんて特に変わったことも無いので、あさりじゃなくても、何でも好きな食材入れて同じように作っても、きっと美味しいスパゲッティになるかな。

素人の自分が作ったにしては充分美味しいんだけど、
あと少し、何か一つ、コクというか何かが足りない気がするのよね。。。
足し算なのか引き算なのか、はたまた掛け算なのか。
それはずっと前からいつもそうなので、何をどうすればより理想に近づくんだろう?と毎回考えながら作ってはいるけど、まぁ、経験やら素材の質やら手際やら工程やら、全部のちょっとずつの積み重ねなのかな。

たまには失敗したり、試しにと思いつきでやったことが上手くいって美味しかったり、あれこれ考えて試行錯誤して作るのが楽しいので、実験みたいな気分で料理するのが好きなのね。
だから、毎日同じ料理を同じ味で再現して提供する料理人は本当にすごいと尊敬する。
毎回気分でアレンジしちゃってレシピすら覚えようとしない僕には絶対真似出来ないな。
だから、ブログに書いてるクッキング記事は、レシピを残す癖が無い自分への備忘録なのだ。

ではでは、また。RTB。

ちゃたけ

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