ちゃたけです。
前回の釣り旅は、内房釣り旅と題して保田〜富浦の間を釣ったんだけど、いったい富浦は内房なのか?という疑問が浮かんだ。
なぜか僕の気分では富浦までは内房で、館山は当然南房総って勝手に決め込んでいた。
大房岬を堺にエリア変わってるのかな?なんて勝手な思い込み。
というのも富浦は、内房エリアだったり館山エリアだったり釣り場案内のサイトによってエリア分けがまちまちだったのよね。
改めて、マジマジと地図をよく見ると、、、
富浦は南房総市でした。
勝手に内房ぶっててすみませんでした。
もはや岩井の辺りから南房総市なのね。
市、でかくね?
とよく見たら、館山だけは館山市なんかい!
ややこしいな。
まぁ、釣りのエリア分けなんて気分でいっか。(いいのか?)
今回は富浦を南房総として扱います。
さて、準備編に続いて、いよいよ実釣編。
南房総釣り旅は2泊3日の釣行旅。
#2は、偶然知り合った釣り人kさんと一緒に富浦新港でカマス狙い!
前回は全くノーマークで前情報もなく偶然釣れたけど、今回は狙ってちゃんと釣れるかな?
富浦新港でカマス祭り再び
3連休が始まろうとする真夜中、富浦へ向けて走り出す。
夜中なんてまだ渋滞しないので下道ですいすい。
到着目標だった3時ちょっと前に港に着くと、駐車エリアにはまだ車はそれほど多くない。
めちゃ混みを予想してたから一安心。
お腹の具合がご機嫌ナナメな気がしたので、一旦手前のコンビニに戻ってきれいなトイレを借りて再出撃。
港の駐車エリアに再度到着すると、なんとkさんの車は隣だった。
kさんと無事合流して二度目ましてのご挨拶と立ち話をすると、堤防先端へ。
お目当ての場所は、堤防先端のテトラだ。
先端から狙うのがアツく釣果が期待できるらしい。
普段、テトラは危ないので基本的には乗らないんだけど、今回は一人じゃないし、細心の注意を払って足場の良い部分だけに乗って慎重に釣ろう。
とはいえ、まだまだ真っ暗なのでなんとなく場所取りだけして、本気を出すのは空が白み始めてからのつもり。
重めのジグヘッドとワームで攻めるスタイルのkさんは、まだ暗いうちに早速カマスを1匹釣り上げた。
さすがですな。
僕も我慢できずにエギングタックルで真っ暗な中ワーム投げたら、早速根掛かりしてリーダーごと抜けて、暗闇でライト照らしてFGノット組むハメに。。。
この日は北風ビュービューで投げたい方向はちょうど向かい風。
軽い仕掛けでは全然飛ばないし釣りづらい。
寒いよ。。。
堤防から西向き 大房岬先端
堤防から北向き
夜が明けてきた。
夜明けからは仕掛けをジグサビキに変えて本気出す。
ググッ…
根掛かり?いや、引いたぞ?
フグ \(^o^)/
スレ掛かり。
フグだろうとなんか釣れりゃ嬉しいですよ。
食べたいけど死んじゃうのでリリース。
やっぱりメタルジグだけより、ジグサビキにした方が何かしら釣れる確率は上がるな。
続きまして、
?
なんだちみは?
小さいのでリリース。
初めて見たこいつが何だかさっぱりわからなかった。
顔はハゼっぽいけどこんなタテガミなやつは見当たらない。
タテガミだけ注目すると、アイナメの仲間のクジメってのに似てるけど、体型がなんか違う。
今改めて調べてみたら、やっと見つけた。
「タテガミギンポ」という魚と完全に一致。
あーすっきりした。
10cmにも満たず小さいからリリースしたけども、どうやらこれで成魚っぽい。
なんだキープしときゃ良かったじゃんとも思うけど、その日最初に釣れた魚が小さかったり狙ってた魚種じゃないと、キープする勇気ってなかなか出ないもの。
その後も釣れる保証はないし、お持ち帰りが小魚一匹じゃ逃しときゃよかったなって後悔するからね。
最初の一匹ってキープするか迷うよね。。。
釣り人あるある。
その後、風に逆らって竿を振り続けるも音沙汰がなく、僕もkさんも周りの釣り人も、今日はカマス回ってこないね〜なんてボヤキつつさっぱり釣れない。
寒くて水温が低くて活性が低いんだろうか。
前回は無数にいたイワシなんかのベイトも見当たらない。
ベイトがいないんじゃフィッシュイーターの回遊も期待できない。
9時頃、一旦車に戻って休憩しつつ暖を取ってたら寝落ち。
いつの間にか車いっぱいで堤防は大賑わい。
雰囲気はいつも良いんだけどなぁ〜雰囲気は。。。
寝落ちから目覚め、お昼からの再アタック。
魚の活性が上がってきたのか、ポツポツ釣れ始め堤防は慌ただしくなってきた。
寝てる間に先端テトラは場所を取られちゃったので、手前から投げる。
kさんが目の前のテトラからカマスを釣り上げた。
おぉ!
回ってきてるな。
チャンス到来。
ブルッ
ブルブルブルッ
きたぁあああああああああ
カマスダブル!
ジグサビキの威力よ。
一気に二匹じゃ。
祭りじゃー!
と勢いよく次々と釣り上げたいところだけど、群れはあっという間にどこかへ行ってしまうので続かない。
シーバスに追われるとテトラに潜ったり散ってしまって釣れなくなっちゃうらしい。
その後もポツリポツリと、群れが通過するタイミングで釣れた。
ただ、堤防の先端だけは終始お祭り状態だった。
わりとずっと入れ食い状態で、数十匹、下手すりゃ百匹に迫る勢いで二人組の釣り師がワームを遠投して釣っていた。
しかも、その釣れたカマスを泳がせて大きなシーバスを次々とかけ、何度もテトラに潜られてバラすものの、70cmはあろうかという巨大なシーバスを仕留めていた。
すげぇ。
やっぱ生き餌は強いな。
日々ルアーマンが訪れるせいか、ここのシーバスはもうルアーを食わないらしく、泳がせじゃないと釣れないと。
なるほどねぇ。
泳がせ、ロマンあっていいよね。
でも、餌になる魚釣って、別の竿でそれ泳がせて大物狙って〜って、それらを同時に一人でやろうとするとあちこちてんやわんやになって崩壊しそうでなかなか難しいのよね。
ジグサビキ以外にも、いろいろと買い込んでいた小さめのメタルジグやらキラキラスピンテールも試してはいたんだが、反応なし。
今日はジグサビキだけ大当たり。
16時。
kさんは所用の為、ここでタイムアップ。
10匹ほどのカマスを見事釣り上げてお持ち帰り。
この強風の中、ワームで釣果を確実に伸ばせるのはお見事!
僕はメタルジグばかり投げてきたので、ワームフィッシングについてもとても勉強になりました。
すぐ真似します!
一人黙々と釣るのも悪くないけど、誰かと一緒に釣ると安心感もあるし、お話しながらで退屈しないし、いろいろ勉強になっていいね。
いやぁ〜楽しかった。
また是非ご一緒したいなぁ。
その後は日暮れまで釣って、結局1匹追加で終了。
片付けて暗くなった堤防を歩いていると、シーバスがベイトを追い回してバシャバシャとあちこちでナブラ立ちまくり。
すかさず足を止めてナブラに向けてルアー投げるも、全く相手にしてくれない。
ですよね〜
よし、諦めよう。
シーバスもいつか釣れたらいいなぁ。
17時納竿。
富浦新港 北ケイセン
釣果 カマス 5匹 (25cm前後)
ジグサビキ
フグ 1匹 (リリース)
タテガミギンポ 1匹 (リリース)
カマス5匹と、前回の6匹には届かなかったものの、サイズが前回よりも一回り大きくなっており食べごたえのあるサイズになっていたのでおかずには充分で大満足。
本日のキャンプ地へ
富浦新港でのカマス狙いは、午前中は厳しい戦いだったものの午後からはそれなりに狙い通りの釣りが出来て満足だったが、せっかくここまで来たのだからアオリイカ狙いのエギングもやっときたい。
未だ釣れてないのでね、試行回数増やしてけばいつかそのうち釣れるでしょ。
今シーズン見事イカを釣り上げている実績のあるkさんに、館山のオススメのエギングスポットも聞いてある。
とはいえ今日はもう体力を使い果たしてるので、一度寝て、起きてから考えよう。
ツーリングマップル眺めたりスマホで検索して、平穏に車中泊できそうなキャンプ地を見つけた。
キャンプ地へ向かいつつ、kさんに教えてもらった館山市内の釣具屋へ寄る。
アタック5という釣り具コーナーが併設されており、店内は半分ドラッグストア、半分釣り具屋っていう不思議なお店だった。
お店は広いし品揃えが素晴らしく、ドラッグストアで釣り以外の買い物もついでに出来るのでなんと便利!
しかも24時間営業!
今日の釣りで、用意していたジグサビキ仕掛けをほぼ使い切ってしまったので補充したい。
ついでに、kさんや、テトラ先端で釣ってた人達が使ってたようなワームやジグヘッドなどの仕掛けも試してみたい。
まーたいっぱい買っちゃったよ。
すーぐ影響されるんだから。
夜ご飯は、、、CAINZホームセンター内にケンタッキー発見。
これまたしこたま買い込む。
いつも釣りして疲れるとお味噌汁とケンタッキー・フライドチキン食べたくなるのはなぜなんだ。
館山市街を抜け、ナビを無視して裏道で洲崎をショートカットして平砂裏の砂浜沿いの房総フラワーラインへ出る。
本日のキャンプ地は、
道の駅 南房パラダイス
ここを本日のキャンプ地とする!
駐車場がめちゃくちゃ広くて素晴らしいじゃないか。
車内の荷物を整理してベッドを確保して、ケンタッキーむしゃむしゃ。
買いすぎたな。。。
もういい加減寒いので、寝袋以外に今回から毛布も追加で用意してあるぞ。
一応、夜中に目覚ましをセットしてみる。
元気だったら釣りに行くかもだけど、まぁ無理だろな。
一日中寒かったしクタクタだもの。
天気予報は相変わらず北風ビュービューだし。。。
館山で一泊!
おやすみなさい。
次回予告、
「極寒の堤防はお魚パラダイスだった!けど!?」
次の記事で2日目、3日目を一気にお送りする予定。
ではまた。RTB。
ちゃたけ