【西伊豆釣り旅 #0】釣り旅のコンセプト

ちゃたけです。

9月末から、西伊豆方面へ6日間に渡る長い釣り旅に出かけてきた。
初夏の南房総以来の久しぶりの釣りだ。

結果的に6日間になっただけで、予定を組んでいたわけでもなく、気が済むまで釣りしてこようという暇人にしか出来ない行き当たりばったりの旅だ。
決めてたのはどうしても釣ってみたいいくつかのポイントだけ。

いつもガチガチに予定を組んだ旅ばかりして生きてきたので、たまにはアテのない適当な旅もいいかなって。
そんな旅には車中泊がうってつけだ。
気候も涼しくなってきたし、車で寝るのも気持ちいい時期なんじゃないかな。

本気で釣りする時は伊豆に行こうかなって思ってた。
いつも本気だけど…
景観が好きな、魚影も濃そうな西伊豆でじっくり釣ってみたかった。
房総や神奈川の自然とは、ひと味もふた味もスケールが違うはず。
地元じゃなかなか釣れない良い魚が釣れそうな気がする伊豆の特別感。

そのうち伊豆に釣り合宿に行きたいなぁなんて。
一人だと合宿って言わないか。

ずっと行こう行こうとちまちま準備はしていた。
自炊も出来るように100均やホームセンターで炊事用具をいろいろ買ったり、ルアー買い足してコーティングしたり、欲しかった新しいタックルやスパイクブーツを思い切って買ってみたり。

毎日、地図や天気予報とにらめっこ。
ずっと雨続きで、週間予報もパッとしない。
9/28、久しぶりの晴れマークを見つけ、ここしかないと決行した。
台風24号チャーミーが忍び寄って来てたけど、見て見ぬふり。。。
ま、なんとかなるじゃろ。

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今回の釣り旅のコンセプト

出発時点では、長旅のつもりで準備はしていたものの、台風の影響で実際は日帰りになっちゃうのか、それとも何日も行きっぱなしになるのか、不明。
決めてないだけ。

この釣り旅のコンセプトはこうだ。
コンセプトというより、縛りプレイに近いかな。

予定は未定

気が済むまで釣る。
事前に下調べしたポイント以外は、いろんな場所を巡ってみて、釣りたい場所でいろいろな釣りを試す。
いくら釣りたくても恐らく体力が先に尽きそうな予感。

行き先はスマホでも調べるけど、車に積んである「ツーリングマップルR」を積極的に活用する。
どちらかというとバイクツーリング向けの地図だが、道の駅やトイレ付きの駐車場等の休憩ポイントや、道すがらの絶景ポイントや観光スポット、美味しいグルメ店情報や各地の温泉情報も地図上に書き込まれているので、車でもふらっと旅するにはとても便利な地図だ。

無印とRがラインナップにあるが、Rは文字が大きく、リング留めで製本されているので、折り返した状態を保持しやすく地図を省スペースで広げたままに出来る。

宿は車中泊

宿は取らない。
そもそもいつどこに行くかわからないし、宿代節約。
道の駅なのか、公園の駐車場なのか、はたまた山の中の空き地なのか。
釣り場を探しつつ、キャンプ候補地も探していこう。
キャンプじゃないけど。

チャンスがあれば積極的に自炊もしたい。
BBQとかそんなオシャレなやつじゃなく、いわゆる野外飯。
出来ることなら釣った魚を食べたいね。

ただ、キャンプ場以外で問題なく野外飯作れるような場所がそう都合よく見つかるのか?って疑問もあるし、いざやる時はチャンスというより、食事に困ってピンチを迎えてるタイミングなんでないか…?

本気で車中泊したら何日くらい耐えられるものなのか。
快適性は?
今までは数時間の仮眠とか、わりと短時間の車中泊でしかなかったので、その辺も検証してみたい。

高速道路禁止

これはなかなかの鬼畜度。
西伊豆とか千葉のうちからは超遠い。
日帰りする気にはならない距離。
高速飛ばして行っても遠いもんは遠い。
伊豆なんてショートカットの有料道路だらけで、下道で行くとなるとかなりうねうね道を迂回することになる。
ただ急ぐ理由は無いし、高速道路料金はお高いので節約節約。

高速道路・有料道路の類は、基本的に禁止。
体力的な問題や、有料道路じゃないと通り抜け出来ない等のやむを得ない事情が無い限り、
下道でガンバ!

なるべくね、なるべく。

渓流釣りと海釣りを両方やる

気持ち的には海釣りメイン。
いつものライトショアジギングと同時に、エギングにも真面目に取り組んでみようかと。

だがしかし、心残りが一つある。
今年渓流釣りに一度も行ってない!

今年の春からショアジギングを始めて楽しくなっちゃって、渓流釣りを疎かにしたままシーズンオフを迎えてしまいそう。
多くの河川では9/30をもって禁漁になり、2月いっぱいまでシーズンオフとなる。
その前に、せめて一回は今年も釣っときたい。
釣れなくても全然いいんだけど、深い森の中で綺麗な流れの中で竿を振りたい。
とても気持ちのいいもんです。
半年おあずけされちゃうもんだから、もはやちょっとした義務感。

Newエギングタックルを試す

発表されて以来、首を長くして発売を待って、買うべきかどうか悩んでいたNewエギングタックルをついに思い切って手に入れたので、早く試したい。
ショアジギングロッドで全てをやろうとすると無理があるのよね。
ヘビー過ぎてライトな事しようとするにはオーバースペックで小回りが効かない。
今までエギング用じゃない竿で無理やりエギ投げてシャクってたからね。
アオリイカ釣りたいぞ!

エギングタックルは、エギング以外にもソフトルアーからハードルアーまで幅広く、根魚狙いのワームやワインド・アジング・メバリング等何にでも使えて、チョイ投げ・サビキ釣りなんかのライトな餌釣りにだってもちろん使える。
いろんな釣りに便利に使いまわせる万能選手なので出番が多くなるだろう。

買ったのは、

☆ロッド
シマノ 18 セフィアBB S89M

☆リール
シマノ 18 セフィアBB C3000SDHHG

ロッドは8.6フィートが一般的で標準みたいだが、磯場など少しでも長いほうが有利な場面が多いと判断して8.9フィートにこだわった。
10cmも変わらんけど。

リールは、カッコイイ、使ってみたいというミーハーな気持ちだけでダブルハンドルを初めて選んでみた。
実際使い心地はどうだろう?
手返しの効率や体力消耗を考えて、ハイギアを選択。

楽しみ。

ライトショアジギングタックルで、遠距離をヘビーな大物狙い。
その他のライトなものはエギングタックルで幅広い釣法で狙うという、2本のタックルでのダブルスタンバイで、必要最小限でオールマイティーな組み合わせに対応できる快適な体制が構築出来た。

TVで観たあの場所で釣ってみたい

伊豆で釣りしたいなぁなんて考えてたある日、録画してたTVの釣り番組を見たら、西伊豆エリアでのライトショアジギング回だった。
岸から立派な青物や、最後にはキハダマグロまで釣り上げているのを見てスイッチが入った。

すげえ!
僕もそこで釣ってみたい!

ただ、場所がわからない。
番組では、釣り場保護の観点から、だいたいのエリアやざっくりとした地図や地名は出すけども、正確な場所はぼかす紹介をする。
釣り場に殺到して荒れないように配慮されてる。
TVは多くの人が観てるからね。

釣りブログなんかでもそうだが、正確なポイントの場所や、川釣りならば川の名前なんかは伏せるのがモラルとされてることが多い。
知る人ぞ知るとっておきの場所だから内緒って意地悪してるわけでもないし、場所を明かしたら悪って程でもない。
場所によって好きにしたらいいと個人的には思う。
釣り場保護、環境保護ももちろん大切だし、ここが良いポイントだよっていう情報を共有してくれるのも釣り人にとってはありがたいことだ。

参考にしたくても、どこなのか正確な場所がわからない場合が多い。
でも、そんなのは慣れっこだ。
釣果情報を元に正確な場所を特定する能力は、昔から繰り返ししてきたのである程度養われている。
場所特定能力は、釣り人にとってかなり大事な能力。
その作業を積み重ねて自分のお気に入りの釣り場をみんな増やしていくのだ。

釣り番組で映っていた景色は、だいたいこんな感じ。
もっと海向きのカットが多いし、アングラーに寄ってる場面も多いので、背景が映るシーンはわずか。
エリアはざっくり西伊豆。

情報はこれだけ。

ふっ、ワシの能力を甘く見るでない。
番組を何度も一時停止しては地図や衛星写真と見比べてサーチ。
映っている景色の位置関係から、完全に一致する場所を割り出した。

ふふふ…ここに間違いない。
ここで僕も釣るぞ!

この場所特定作業、ゲームとしてもなかなか楽しいし、釣り人に必須な能力なので是非試してみるといいです。


西伊豆釣り旅、#0は出発前のコンセプト編でした。
次回は西伊豆へ向けて出発し、釣行開始です。

次回予告、
「西伊豆の渓流は美しかった」

釣果は期待しちゃダメ。

それでは。RTB。

ちゃたけ

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