不思議なマニピュ会

ちゃたけです。

某アーティストのVocalエディットがドカドカっと8曲やって来たので、秋のAuto-Tune祭りが開催されている。
一人で。

何度も言うが、何一つAutoじゃないぞ。
全部マニュアルだ。

あと2,3日ありゃ終わるかなぁ。
8曲もあるぞ、頑張ろう。って手を付け始めたら、2人組だった事に気づいた瞬間作業量が約二倍になった。。。

Auto-Tuneなんてしばらく放っといてるから、さぞ最新版から取り残されてるんだろうと思ったけど、AntaresのHPで見たら、意外と最新版を使ってた。
もう進化のしようも無いのか？

今使っているのは、Auto-Tune8なんだけど、、、
なんでこんなに使いづらいんじゃ。

Auto-Tune Evo(ver.6)が一番良かったなぁ。
インターフェイスもかかり具合も。
Evoが一番自然に聞こえたんだよなぁ。
ver.7以降、同じ人達が作って無いんじゃないかと思う程使いづらくなってしまった。
Evoはもう互換性無くなっちゃって使えなくなっちゃったけど、戻してくんないか。

Auto-Tuneの作業してる時だけはモニターをもう一画面欲しくなるなあ。
置くとこなんて無いよ。

不思議なマニピュ会

5年半務めた、the GazettEのLIVEマニピュレーターを辞めてから、約1年が経った。

僕が引き継いだ後任の人すら既に離れ、今は更にその後の人が担当している。
その方とは面識は無い。

後任の人から久しぶりに連絡があり、現任者も含めて3人で飲みませんか？とのお誘いを頂いた。
現任者が是非先駆者のお話を聞きたいと。

エンジニアもそうだけど、マニピュレーターが一同に会して飲むなんて機会はなかなか無い。
フリーランスの人が多く、横のつながりが無いのだ。
だから情報交換できる場ってのは非常に貴重。
しかも今回は、同じ現場の歴代マニピュレーター3人が会する飲み会だ。
不思議すぎるシチュエーションなのだ。

お酒飲めないけど、面白そうだし、僕の経験が何かの役に立つのならと昨日、渋谷へ飲みに行った。
コーラをね。

モツ鍋屋さんだった。

キャベツどーん！

現任者には何も情報は引き継ぎはされていなくて、僕が先代から受け継いで積み上げてきた膨大な音源データのみが渡されたらしい。
それを紐解いて、自分のシステムにコンバートしている様だ。
DAWすら変わって、Pro ToolsからDigital Performerになっている。
僕が渡した時点で、マスターセッションなんて160曲近く、18時間に及ぶマンモスセッションだった。
気が遠くなるね。
大変だわ。
もう僕にはさっぱりわからなくなっちゃったね。

データを紐解いても、なぜそうなっているのか理解できない部分も多いという。
そりゃそうよ。
僕だって最初、説明されても意味わかんなかったもの。
全部説明したら半年くらいかかるんでないか。。。

全貌なんてまだまだ掴めていないまでも、新システムで、悪戦苦闘しながらも頑張っている。
お話を聞くと、やっぱり変わらないなぁって事がいっぱいあるし、僕が積み上げて安全を確保してきた事がリセットされ、かなり悪化してそうな部分も多かった。
苦労話を聞けば聞くほど、大変ですな、としか言えない。。。

せっかくお会い出来たのだからと、僕が5年半書き溜めてきた、全公演分のセットリストや、全曲分の注意事項等、全てのExcelデータや書類をお渡しした。
それが今後お役に立つのなら、是非有効に使って頂きたい。
僕の苦悩が詰まっている。

1年とはいえ、色々と既に忘れてきてるなぁ。
話してて、あぁそういえばそんなのあったねとか、懐かしくなった。
曲名とか、きっかけとか、イントロのアレンジのVer違いとか、未だにちゃんと覚えてるのも我ながらすごいなとも思うけど。
僕が覚えている限りは、永久サポートだ。
早くしないとメモリーが消えちゃうよ。